« 2006年7月 | メイン | 2006年9月 »

2006年8月 アーカイブ

2006年8月 2日(水)

いよいよ全国大会

いよいよ明日から全国大会。
今回は中途半端に近いので、通うことにする。毎日早く家を出なければならないが、自宅で眠れるので我慢すべきか。

ここをご覧の方は大阪で行われているHPFの日程が4日5日と重なっていることにお気づきだろう。問題はHPFを見ようと思うと早めに切り上げなければならないこと。4日は16時開演なので、2本を諦める必要がある。5日は講評を諦めねばならない。

2006年8月 3日(木)

開会式

例によって8時頃に着くと、既に列ができていた。しかし、神奈川大会ほどではなかった。
神奈川大会のときは役員の先生がおらず、大阪の先生が仕切っていた。今回はいたものの、最後尾の案内が出てきたのはしばらくしてから。

特典は建物の陰に並べたこと。8時半頃に着いた人は新しい列で日向になっていた。徐々に日陰になっていったが。
9時に開場し、開会式は緞帳前。さらに前の絞り緞帳が開いて始まった。

サバス・2

まずは埼玉県立秩父農工科学高等学校の「サバス・2」。
始めにマネキンにサスが当たり、サスが移りながら、観客の目を引き付けている間に役者が出てきて始まった。楽しめたが、終わり方はつらい。
特に、演劇部の2人が死のうとしていたのも、2人の話に出てきたサイトとパソコン同好会の関係も早くにわかってしまった。予想された結末だけに裏切ってほしかった。

全校ワックス

山梨県立甲府昭和高等学校の「全校ワックス」。
緞帳が開くと素舞台。
ワックスをかけるだけで芝居をつくってしまうとは。

昼休み

今回は入れ替えを徹底させ、外で並び直し。
陰が大きくなっているのが少しだけまし。

このとき、某演劇部が組織的割り込みをした。私は1列目で、その演劇部は2列目で私の近くの位置にいた。私が入り口を過ぎる辺りで、そこの顧問を含む数名が私の傍を駆け抜けていった。2列目は1列目が全員入った後に入るはず。

学割だからいいのよ

東京都立八王子東高等学校の「学割だからいいのよ」。
ここまではすべて大黒。
緞帳が開くと素舞台。大きな鉛筆を持って横切って行く。
何かが起きそうで起きない。

三月記

島根県立三刀屋高等学校の「三月記~サンゲツキ~」。
卒業式の答辞の練習をしている。本番直前で紅白幕が張られている。この幕が紅い板の前に白い布を立たせているのだが、最後に仕掛けるため。
指導の先生がとんでもない先生で、生徒との会話でギャグを連発したりして笑わせてくれる。
ところが不登校の生徒が登場した辺りから妙な方向へ。
卒業式の最中に先生は学校の屋上から飛び降りる。紅白の幕が白と黒の幕に。
こういう結末は勘弁してほしい。

2006年8月 4日(金)

君死にたまふことなかれ

滝川第二高等学校の「君死にたまふことなかれ」。
近畿大会、春秋座に続いて3回目。キャストが変わっていた。これは年度が変わったので、卒業したキャストが大半のため。
ケイコは変わっておらず、相変わらずのパワー。マナブはキャストが変わったが違和感はない。師匠は前も弱かったが今回のキャストも弱い。検閲官も十分。
サクラは何人かいたが、拍手や手拍子がはるかに多くの観客を巻き込んでいた。

福岡市立福翔高等学校の「木」。
今回初めてホリを使う芝居。ストーブに灯体を仕込んだようだが、実際の炎のように揺れていた。
木造の教室がつくられていた。
なかなか達者な演技だった。

ラスティングミュージック

北海道釧路北陽高等学校の「ラスティングミュージック」。
下手側にピアノが置いてある。何度か実際に弾かれる。
最初に虫が鳴いたから秋だと思ったら夏休み。
小さな島にある町らしい。いくつかの人間模様を織り交ぜながら進行していく。

ひととせ

同志社高等学校の「ひととせ」。近畿大会に続いて2回目。
一人芝居。部員が一人になってしまった演劇部の一年間を演じた。
季節の変化を窓から見える枝とカレンダーで表現した。卒業するまでは自分で枝を変えていたが、新入部員として登場したときは、窓を開けると変わっていた。こういう細かい裏切りがいい。

あすべすと

徳島県立城西高等学校の「あすべすと」。
今回は生徒が原作となっているが、構成をした顧問の先生の作品をこれまでに2回見ている。基本的な構成はまったく変わっていない。

最初は養護学校の分校が全国大会に出たときで、大きな波紋を呼んだ。次は近畿総文で。近畿大会とは書かないのは大会と総文で近畿の範囲が異なるため。しかし、今回のを含めて、あとの2回を演劇と呼ぶなら、最初のも間違いなく演劇。

他に類を見ないのは確かで、議論を呼びそう。

2006年8月 5日(土)

生徒総会06

青森県立青森中央高等学校の「生徒総会06」。
以前の「生徒総会」を「青春舞台1999」で見た。記憶にある限りでは、細部は異なるものの、大筋では前作を踏襲している。予算の提案がなくなっていたり、時事ネタが新しくなっていたり。

ここは全国大会直後に「修学旅行」のソウル公演を控えている。昨年の全国大会最優秀作品で、あちこちで公演している。この「生徒総会06」もコンクール以外でも公演している。年間の公演回数は半端な数ではないはず。

死神

愛知高等学校の「死神」。
緞帳が開くと消費者金融。中央に裸の男。取り立ての真っ最中。
死神が助けてやるが、その後、約束を破る羽目になって、命のろうそくのある場所へ。
落語を元にしたということで、元ネタに忠実な終わり方。

すべての上演を見終えて

ホリを使ったのが2校しかなかった。奥行を使いきれないという理由もあるかも知れない。
終わって、大阪のある先生と話したのだが、照明を小屋任せにしているところが大多数のためか、照明であっといわせるようなところはなかった。大阪では生徒が調光するのが当たり前なので、ときどきはっとするような照明に出会う。

講習の間に松花堂庭園に行ってきた。豚に真珠か。何しろ一番興味を引かれたのが鹿おどし。周期が微妙にずれていることだったのだから。
行きは場所がわからなかったのでバスだったが帰りは歩いた。

審査結果

最優秀賞:京都府代表同志社高等学校
優秀賞:関東代表埼玉県立秩父農工科学高等学校
優秀賞:関東代表山梨県立甲府昭和高等学校
優秀賞:北海道代表北海道釧路北陽高等学校
創作脚本賞:関東代表東京都立八王子東高等学校
舞台美術賞:関東代表埼玉県立秩父農工科学高等学校
演出賞:関東代表山梨県立甲府昭和高等学校
審査員特別賞:中国代表島根県立三刀屋高等学校
東京公演は秩父農工科学が事前に辞退していたため、甲府昭和・三刀屋・釧路北陽・同志社の4校。

2006年8月 6日(日)

審査結果に対する感想

審査結果に対しての書き込みはしたくないのだが、余りに意外な点があるので。
講評では余り評価していないとしか思えなかったところが優秀校に入っている。脚本は褒められていた。
講評を聞いていると事前に脚本を読んでいるらしい。私も審査経験があるが、事前には読まないようにしている。舞台の上だけを評価すべきだと思っているので。事前に脚本を読んで見る観客は稀だと思う。これは審査員の考え方だと思うので、読むべきでないとまでは言わない。

かなり以前だが、大阪府大会で、ある上演を見ていて頭が混乱してきた。後でわかったのは、人数が足りなかったためだろう、何人かが二役をしていた。ところが、制服姿で全く同じ姿なので、区別できなかったのだ。審査員は脚本を読んでいたので、混乱はしなかったようで、講評の中ではまったくそんな話はなかった。

ただ、創作脚本賞は逆に具現化である舞台を見ない方がいいので、創作脚本賞を選ぶときは事前に読んだほうがよいという矛盾した要求になる。

誰もが満足する審査というのはありえないが、少なくとも、講評を聞いていて、ここはないと思ったところが入っているというのは如何だろう。

HPF13日目

いよいよ今日でHPFも千秋楽。全国大会と日程が重なって昨日・一昨日とは来ることができなかった。
金光藤蔭、関西福祉科学、大阪女学院有志の合同で「お湯物語」副題が「~四季のかほり×4P入~」。
客電がついているのに役者が出てきたと思ったら、前説を演技で始めた。

場面転換はブルー暗転をしていたが、ちょっと遊んでいた。

4組(?)のカップルがおもしろかった。

2006年8月 9日(水)

講習会無事終了

心配された台風は暴風域もなくなり、コースも東寄りになり、影響もなく無事に行えました。
終了後の常任委員会で、今後は台風に対する対応を案内文書に掲載しておくことになりました。

ただ、地区大会などのときは余裕がないということが話題になりました。
大阪では土日を基本にして日程が組まれており、11月の第1・第2週が地区大会、第3週が府大会、第4週が近畿大会となっており、どこにも余裕がないのです。地区大会は自分の地区の大会のない方の週に顧問が審査しますので、2週に亘っています。

2006年8月10日(木)

修学旅行ソウル公演

青森中央高校のソウル公演については調べたいと思ってはいたものの後回しにしている内に今になってしまった。
しかし、ようやく見つけた。
公演ポータルサイト(ただし当然のことながら朝鮮(韓国)語です。)

主催は日本側は全国高演協、韓国側は韓国演劇協会・大山文化財団
後援が国家青少年委員会・韓国文化芸術委員会
8月10日(木)11日(金)に道峰区民会館
韓日青少年交流公演ということで「猫と犬の出会い」というタイトルがついています。
行きたかったけれど、どうも事前に電話予約が必要だったらしい。

説明文に誤りがあります。
「2006年第51回日本全国高等学校演劇大会で最優秀賞受賞チームの立青森中央高等学校」と年と学校名を間違えています。韓国側は2005年第9回全国青少年演劇祭で大賞を受賞したソウル大真女子高等学校。
内容の紹介のところでも学校名を完全に間違っている。「立」の意味がわからなかったようだ。最後の国名の意味が解説されてしまっているのだけれど...。

2006年8月11日(金)

日韓で活躍するタレント

ユン・ソナとパク・ヨンハが出ているドラマが始まった。
ユン・ソナは日本でもよく見るので、ちょっと妙な気分になった。何しろ日本のテレビで見るときは日本語を話している。しかし、このドラマは韓国で作られたもの。音声は原語で日本語字幕つき。
パク・ヨンハは冬ソナでも原語で見ていたので、違和感はない。ただ、すぐには気付かなかった。髪やメガネのせいで。

2006年8月12日(土)

龍カンパニー

HPFのときに追手門学院を見られなかった代わりというわけではないのだが、ザ龍カンパニーの公演を見た。
ご存じない方のために書いておくと、追手門学院演劇部の卒業生でつくっている劇団。
「月の海に恋してる・・・・・・」
前説なしで始まった。私は携帯電話の電源を前説の後で切るのだが、どうも前説がなさそうだと思ったので、切って間もなく始まった。危うかった。
ムービングライトなど滅多にお目にかからない照明が使われていた。
ウィングフィールドを使ったことのある人なら知っている階段が上手に見えていた。通常は袖の中なのだが、見えているのは当然に理由があった。
何が現実か、非常に含蓄が深かった。
明日も14:00開演で上演される。

2006年8月13日(日)

ツクツクホウシ

今朝ツクツクホウシが鳴いていた。クマゼミも聞こえた。
まだまだ暑いが、秋が近づいている証しか。

ただ、このところ、他の蝉の声を聞かない。アブラゼミの死骸は見ることがあるが、どうも私の生活圏では鳴いている時間帯にそこを通ることがないせいか聞いた覚えがない。

2006年8月14日(月)

高句麗

高句麗建国のドラマを見ている。
韓国でつくられたもの。第1回で、約2000年続いた古朝鮮が漢によって滅ぼされたと言っていた。そんなに古い歴史を持っていたかなと思ったら、檀君神話が基準になっている。

高句麗については中国との間で歴史論争が起きている。中国が自国史に取り込み、朝鮮史からは消してしまったので。中国も朝鮮もいろいろな国ができては消えていっているし、陸続きなので、重なる部分が出てくる。だから、中国が中国史の中に組み込むところまでは理解できる。しかし、他国の歴史から消さなくてもいいと思う。朝鮮半島の北部から中国北東部にまでかなり食い込んでいたようなので。
実際の歴史がどうであったかは不明の部分の方が多いようなので、フィクションで埋めざるを得ないはず。卑弥呼のドラマをつくることをイメージするとわかりやすいかも知れない。

2006年8月15日(火)

有頂天ホテル

THE有頂天ホテルのDVDを見た。
三谷幸喜の作品。基本的に長回しでつくられている。舞台に似た作り方。だから、最後のほうでNGを出すと大変だったようだ。しかし、舞台でも活躍している俳優が多いので、それほどNGは多くなかったらしい。
大晦日のカウントダウンパーティーまでの2時間余りをオンタイムで描いている。
結構面白かった。

2006年8月16日(水)

外来語の表記

外来語を表記するのは難しい。
音韻体系の異なるのが通常なので、どうしても無理が生ずる。

ある人がオシム監督を例にOsimなので、オスィムと表記すべきだと主張しているのを見た。しかし、「スィ」というのは日本語の音韻体系の中にはない。そのような発音がある程度定着してきたので、それを表記する方法として発明されたもの。その人も「m」の表記には言及していない。「ム」では「mu」になってしまう。さすがにまだ発明されていない表記を新たに提案することまでは考えなかったようだ。
基本的には日本語の音韻体系の中に押し込むことになるが、発音と表記が変わってきたものがある。例えば、ビルヂングは今では通常ビルディングと表記し、発音する。似た例にアイスクリン→アイスクリーム。
意味が変わってしまった例にラムネ→レモネードがある。
表記だけが先行している例がヴァイオリン。実際にはバイオリンと発音されているはずで、まだ定着しているとは言いがたい。
また、先のラムネ、レモネードの例は、実は耳で聞いた音を基にするか、綴りを基にするかの違いでもある。

2006年8月17日(木)

惑星

第10惑星のことが話題になっているのは知っていた。
余りにも遠いことや大きさの問題などで議論になっていることも知っていた。
その中で惑星の定義が問題になり、それを決めてしまおうという方向に議論が進んだらしい。

その結果、第10惑星以外にも惑星として認められる星が2つあって、12個ということになるらしい。

5個まではかなり早くから知られていて、五行説の信奉者には心強い存在だった。その後、地球も惑星ということになり、さらに3個増えて今に至っている。

2006年8月18日(金)

「修学旅行」ソウル公演

既に書いたが、渡辺源四郎商店店主日記を見ると、前回判明しなかった漢字表記が判明したので、修正した。
だけど、漢字表記にしないほうがよかったかもしれないなどと考えたりしています。なお、漢字は日本で通常使用されている字体にしています。韓国では日本でいう旧字体を使用していますので。

あらためてじっくりと見ていると、キャストなどの名前を漢字とローマ字で表記しているのだけれど、ローマ字に誤りが見つかったりする。紹介しているサイトは朝鮮(韓国)語で書かれているので、ハングルが表示できないとまともに見ることはできません。ハングルが表示されていれば、ずっと下のほうを見ると、漢字が出てくるはず。ハングルが表示されていないのに下のほうを見ても漢字は出てこないはずです。なぜなら、使用されている文字コードはEUC-KR。漢字もこれで表示されているのであって、EUC-JPではないから。

2006年8月19日(土)

文字コード

WEBサイトを見るにあたって知っておいたほうがよいのが、文字コード。

「バイト」ということばはご存知かと思う。マイコンと呼ばれていた頃のCPUはほとんどが8ビットのもの。これを表すのが1バイト。英語を表示するには実は7ビットで十分。このことが今もネックになっている。
ASCIIというのが英語を表示するコードとして知られているが、これは本来7ビットコード。7ビットだと128文字。もっとも、制御コードとして使っているところがあるので、文字として使っているのは95文字。英語圏では残る1ビットをパリティとして使うことがあった。英語以外では7ビットでは足りない。日本語などは2バイトコードを必要とした。ヨーロッパの言語には英語で使用しているラテン文字に記号を付加しているので、やはり7ビットでは足りない。

さて、日本語のコードとしてベースになっているのは、JISコード。2バイトすべて使えば65536文字になるのだが、1バイトの中ではASCIIコードとして使っている95文字しか使っていないので、9025文字しか表せない。そうなると、1バイトコードなのか、2バイトコードなのか区別できないので、制御コードを使って、2バイトコードの始まりと終わりを示すことになっている。これは日本語以外の2バイトコードでも基本は同じ。
制御コードを使うのが面倒だということで、8ビット目を2バイトコードの印とすることが考案された。その方法に2種類あって、Shift-JISとEUC。

スタンドアローンで使っているときは問題にならなかったのだが、インターネットでは問題になりだした。インターネットがアメリカで誕生したので、基本的に7ビットコードしか通さない。上述の、8ビット目をパリティビットとして使うことがあるので、インターネットに流すときは7ビットだけということにしたのだ。この話は深入りしないことにする。

今ではUnicodeも加わり、状況は複雑になっている。
だから、日本語をあらわすコードとしてはJIS、Shift-JIS、EUC、Unicodeの4種類が存在し、サイトにより使用されるコードが異なる。文字化けするのはブラウザがその文字コードに対応していないか、明示されていなくて判別に失敗したかが大半。メールの文字化けで、使用コードとして示されているものと実際に使用されているコードが合っていないというのを時々経験する。

2006年8月20日(日)

甲子園

どうして硬式野球だけが特別扱いなのか、という議論はひとまず置いて。

今日は決勝だった。しかし、15回が終わっても同点だったので、明日再試合。録画しておいた寅さんを見てからチャンネルを変えてみたら14回の裏だった。
元々は決着がつくまで試合をしていたのだが、27回だったかという3試合分もかかったことがあった。いつからか18回までということになり、それでも再試合になったことがあって、15回までということになって今に至る。
応援団も大変だ。
制限つきだが、出場校の旅費と宿泊費はスポンサーから出ている。ほとんどの学校は規定の人数を超えているのでかなりの負担であることは間違いない。

これを模して○○甲子園というのがいくつかある。決して甲子園で行うわけではない。この中にもスポンサーが費用を出しているのがあるのを知っている。出場する人数が少ないので、全費用が出ているのがあるのも知っている。そろそろ愚痴になりそうなので、この辺りで。

2006年8月21日(月)

再試合

昨日の続き。
結局早稲田実業が初優勝した。駒大苫小牧の人やファンには申し訳ないのだが、早稲田を応援していた。王監督のために。
子どもの頃、別に野球が好きとかいうことは決してなかったのだが、川上、王、長嶋の名前だけは知っていた。だから、私にとってこの3人だけは特別。その内の一人が入院しているので、何としても優勝してほしかった。

ついでながら、当時知っていたチーム名は巨人と西鉄だけ。西鉄を知っていたのは、当時は北九州に住んでいたから。巨人の星という漫画があったが、花形満というライバルがいたのは知っていたが、阪神だったと知ったのは最近といっていい時期。

2006年8月22日(火)

コンビ二

学校から駅までの、徒歩で10数分の道にこれまで2軒のコンビニがあった。今日1軒開店した。来週もう1軒開店する。
来週開店する店は大きい道路に面しているので、立地条件が他の3軒と異なる。既存の2軒と今日開店した1軒は、狭いので一方通行になっている道路に面している。つまり基本的に自動車での来店は邪魔。
こんな所に3軒もあって、共存できるのだろうかと余計な心配をしている。

2006年8月23日(水)

秋近し?

昨日かなりの雨が降った。近畿全域で降ったようだが、偏りがあり、大阪府北部では冠水した道路がある。

雨のお陰でわずかながらしのぎやすくなった。降った後は気温も下がっていたし、今朝も気温が少し下がっていたようだった。今日の昼は暑さが戻っていたが、それでもわずかながらましだったように思う。想像だが、道路が蓄熱していたのが、雨が降ったことにより多少放熱したようだ。道を歩いていて、これまでの、下から来る熱がほとんどなかった。

2006年8月24日(木)

惑星はどうなる?

思わぬ方向の話が出てきた。
冥王星についても議論があり、第10惑星の発見で再燃したのも知っていたが、前回は冥王星が惑星というのは既定の事実として話が進んでいると思ったので、冥王星の話は触れなかった。

今回は数学の話を絡めてみる。太陽の周りを回る天体は楕円軌道を描く。楕円の定義はいくつかあるが、ここでは2点からの距離の和が一定である図形として話をする。その2点を焦点という。太陽はその焦点の1つになっている。
太陽の周りを回る天体は惑星以外にも小惑星や彗星がある。彗星も楕円軌道を描いている。ただ、離心率が大きくてかなり細長くなっている。これらの違いが何なのかがこれまではっきりしていなかったともいえる。
焦点という名前だが、これは楕円を鏡でつくったとき、一方の焦点に置いたライトの光がすべてもう一方の焦点に集まるため。
ついでながら、楕円は作図できない。作図というのは、定規とコンパスのみを使用するもの。以前試験監督をしていたとき、楕円を作図せよという問題を見たことがある。どうやるのか見ていたら、楕円に似た図形を描いているだけだった。同様の作図を学んだ人もいると思うが、これは知っておいていただきたい。

間もなく投票されるはず。どうなるだろうか。

2006年8月25日(金)

太陽系

太陽系の惑星の数は8個ということになった。
報道を見ていると感情的な反応に驚く。冥王星がなくなったわけではない。惑星でなくなっただけ。
冥王星が小さすぎて惑星とするのに反対意見があったのは知っていたが、軌道の周辺に小さな天体がたくさんあるというのは知らなかった。
当初の提案では惑星の数が50を越えてしまうという意見もあったらしい。

冥王星が太陽系の果てという漫画家の声があるが、太陽系には惑星しかないわけではない。彗星もある。ハレー彗星などはかなり遠くまで行っているし、ひょっとしたら未発見の彗星の中にとんでもない大旅行をしているのがあるかも知れない。

2つの天体があるときにどういう動きをするかは2体問題という。一方がもう一方よりもはるかに小さいときは話が簡単で、小さいほうは2次曲線と呼ばれる軌道を描く。2次曲線は楕円、放物線、双曲線に分類される。このうち小さいほうが大きいほうの周りを回るのは楕円軌道だけ。放物線や双曲線軌道は離れたら戻ってくることはない。だから、放物線や双曲線軌道を描く天体はただの通りすがり。

惑星が定義されたのに伴って、他の天体についても整理してもらいたいものだ。

2006年8月26日(土)

dwarf planet

今回冥王星を含む天体をdwarf planet と分類することとなった。
これの訳語がまだ確定していないようだ。「矮小惑星」や「矮惑星」という語が使われている。
「惑星」というのも当初は「遊星」という語も使われていた。
ついでながら、dwarf というのは、例えば白雪姫に出てくる小人などを指すことば。

なお、惑星の定義の話の中で「球状」ということばが登場するが、厳密に球形の天体は存在しない。いくらかは誤差があるもので、どこまで容認するかが問題となるケースもいずれ出てくるかもしれない。地球も山や海溝があるが、これは誤差にも入らないくらい問題外。

2006年8月28日(月)

青春舞台2006

今日は予定通りに青春舞台2006の放送があった。
録画したものを見るので、まだ全部は見ていない。

ただ、毎回思うのだが、あんなにアップにはしないでほしい。「ひととせ」の最初で携帯電話のアップなんて、あり得ない。あれが着メロと気付くまでに時間がかかるというのも演出の狙いにあると思うのだが、いきなりアップなんて。

2006年8月29日(火)

秋の気配?

この数日はツクツクホウシが昼も鳴いている。鳴き始めた頃は昼は決して鳴いていなかった。朝の涼しい時間帯だけだった。
まだまだ暑いと思っているのだが、何かしら秋の気配が蝉には感じられるのだろうか。

2006年8月30日(水)

「グェムル」

韓国の映画「グェムル」の広告を見るたびに違和感を覚える。

日本語には有声音・無声音の対立があるが、朝鮮(韓国)語にはなくて、有気音・無気音の対立がある。

有声音とは発音のときに声帯の振動を伴うもので、無声音は伴わないもの。対立というのは、その違いは音韻の違いとして認識されるということ。濁音・清音の対立といった方がよいかも知れない。
つまり、朝鮮(韓国)語では有声音であるか無声音であるかは意識されない。

有気音とは発音のときに激しく息を吐き出すもので、無気音は強くは息を吐き出さないもの。日本語ではこれは区別されない。
中国語も同様なのだが、中国語の場合はまったく発音は変化しない。それに対し、朝鮮(韓国)語の場合は環境により発音が変わる。

ここでようやく本題なのだが、「グェムル」というのは「怪物」の朝鮮(韓国)語音。この語を単独で読むと「クェムル」になるはず。私が違和感を感ずるのはこの点にある。この語の直前に有声音が来ると「グェムル」と発音される。
中国語では環境による発音の変化がないので、単独であろうが、複合語であろうが、その語の発音さえ写せばよいのだが、朝鮮(韓国)語では環境により、日本人にとっては区別される音韻の間での変化が起きることがある。これが、日本語に写すときの難関。
例えば、「冬のソナタ」で「カン・ジュンサン」と「チュンサン」に戸惑った人も多いのではなかろうか。「チュンサン」と単独で呼ぶときは清音なのだが、姓の「カン」が有声音で終わっているために姓名で呼ばれるときは「カン・ジュンサン」となってしまう。

2006年8月31日(木)

アメリカ根性

アメリカの天文学者12人が冥王星に関連して異議を唱えているという。
冥王星が他の惑星に比べて格段に小さいというのは否定しようのない事実で、同じような大きさの天体は数多く見つかっている。
アメリカ人が見つけた唯一の「惑星」だったので、その降格に耐えられないらしい。何でも一番でなければ気のすまないアメリカ根性丸出しの行為。
そのアメリカがイラクで何をしたか、世界をどこへ連れて行ったか。そのアメリカについていく情けない国がある。

「2006年8月」について

2006年8月にブログ「birdoの日誌」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年7月です。

次のアーカイブは2006年9月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。