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惑星はどうなる?

思わぬ方向の話が出てきた。
冥王星についても議論があり、第10惑星の発見で再燃したのも知っていたが、前回は冥王星が惑星というのは既定の事実として話が進んでいると思ったので、冥王星の話は触れなかった。

今回は数学の話を絡めてみる。太陽の周りを回る天体は楕円軌道を描く。楕円の定義はいくつかあるが、ここでは2点からの距離の和が一定である図形として話をする。その2点を焦点という。太陽はその焦点の1つになっている。
太陽の周りを回る天体は惑星以外にも小惑星や彗星がある。彗星も楕円軌道を描いている。ただ、離心率が大きくてかなり細長くなっている。これらの違いが何なのかがこれまではっきりしていなかったともいえる。
焦点という名前だが、これは楕円を鏡でつくったとき、一方の焦点に置いたライトの光がすべてもう一方の焦点に集まるため。
ついでながら、楕円は作図できない。作図というのは、定規とコンパスのみを使用するもの。以前試験監督をしていたとき、楕円を作図せよという問題を見たことがある。どうやるのか見ていたら、楕円に似た図形を描いているだけだった。同様の作図を学んだ人もいると思うが、これは知っておいていただきたい。

間もなく投票されるはず。どうなるだろうか。

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2006年8月24日 21:34に投稿されたエントリーのページです。

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