« 2008年7月 | メイン | 2008年9月 »

2008年8月 アーカイブ

2008年8月 1日(金)

HPF14日目

関西大学第一「アロハ色のヒーロー」
もう少し装置を工夫するとよかったのではなかろうか。
なかなか元気な舞台だった。

2008年8月 2日(土)

HPF15日目

大阪信愛女学院「エトワールと青い月 -Kind too Death-」
前説で3人が出てきたが、1人ははっきりと聞き取れるのだが、肝心の中身を分担している2人がぼそぼそと言うので、聞き取りにくかった。これでは前説の用をなしていない。
創作なのだが、設定をきちんとしてもらいたい。死に神は他の人には見えないのだから、たまたま見える人に出会ったからと言って、慌てる必要はない。他の人を呼ぼうが、信じてもらえるはずもないのだから。
紅茶の解説など要らない。作者が趣味に走っているところは余り強く言えないのだが。
サスが点いても役者がなかなか入らない。シルエットにしているところを退場する役者が横切った。自分たちで舞台をぶち壊している。

2008年8月 3日(日)

HPF16日目

今日は工芸の公演。
朝からシアトリカル應典院に行き、準備。
今回は大きな装置がないので、建て込みやバラシにじかんがかからず、順調に進んだ。
ストーリーは難解。コンクールなら脚本選定段階で考え直させたが、HPFは冒険できる機会でもあるので、そのまま取り組ませた。よくも芝居として形を作ったと思う。

2008年8月 4日(月)

HPF17日目

プール学院「延長なさいますか?」
何かと思ったらカラオケ。
うーむ。高校生たちがカラオケでどんなことをしているかはよくわかったけれど。
どうも楽屋ネタ満載のようで、部外者である私は置いてけぼりを食った気分。近くの身内らしい観客には大受けだった。
SSで通路を表現していたようだった。特に誰かに当てているのでもない。広げているので、周辺である部屋も明るくなっている。だからSSが点いているのがわかる。うーむ。こんな使い方は普通はしない。画期的なのか、邪道なのか。

2008年8月 5日(火)

講習会

今日は連盟の講習会。
午前中は分科会に分かれての講習で、照明を担当した。連盟の講習会は生徒の人数も多いが、講師の人数も多い。班に分けて、その一つを受け持った。まず全体的な説明が照明受講者全体に対して行われ、灯体をはずして、再度付けるところから受け持った。チェーンは付けたまま。
午後は全員でワークショップ。アグリーダックリングの人たちが講師。
今日も應典院でHPFはあったのだが、とても間に合わなかった。上演校を決めるときも講習会があることがわかっていたので、決めるのに時間がかかった。

2008年8月 6日(水)

HPF19日目

今日は昼から節目検診を受けた。節目の年齢に受けるという意味らしい。これを受けるのは出張の扱い。必ず受けろということらしい。検診を出張で受けるというのは妙な気分。初めて受けるので、どうやら最近できた制度らしい。
バリウムを飲んだので、下剤を飲まねばならず、HPFに行こうかどうか迷った。
会場に着いてもまだ迷っていたが、まあもちそうだと思ったので、観ることにした。

今日は大教大池田「ビー・ヒア・ナウ BE HERE NOW」
鴻上作品。
音楽が大きくて台詞を消している。
この役者は1年生だろうと思いながら見ていて、終わってからパンフレットで確認したら、やはりそうだった。
サスがほとんど真上からになっていた。前明かりがないので、幽霊のようになっていた。1度だけ前からも当たっていたので、演出の意図?

2008年8月 7日(木)

HPF20日目

ついに最終日。
南「もしもだれかが」
謎の人物が登場する。どうやら一人にしか見えないらしい。
友達の一人とトラブルを起こし、最後には見えている一人の別人格であることがわかる。
もう少し深めてほしかった。
30分で終わってしまった。

2008年8月 8日(金)

全国大会

全国大会を観に群馬県桐生市に来ています。
開場前に並びましたが、日向でした。ちょっとずらしてくれれば一部ながら日陰に入れるのに日向でした。
しかも一列にさせるので、列が恐ろしく長くなっていました。
開場してホール入口では2列と言っていました。
こんなひどい運営は初めてです。

きわめてまずい運営

午前と午後で入れ替えなのだが、当然午前と同様に外で並ぶと思い、並んでいた。
ところが暑いという苦情で中にも列が作られていた。
この件について理由も示さず外の列を中に移した。
今別々に列が作られているが、どうするのだろう。

全国大会初日

神奈川県立大船高等学校(関東:神奈川)「山姥」
8年前の浜松大会で見た作品。詳細は記憶から消えているが、演出は基本的に元の作品のものを踏襲しているようだ。
元の作品でも生の音がほとんどだった。

東京都立東高等学校(関東:東京)「羊のお水さようなら」
「羊のお水」は「羊水」のことだろうと見当はついていたが、ずばり「出産」で芝居を作ってしまうとは思っていなかった。

青森県立青森中央高等学校(東北:青森)「河童」
いじめを扱っている。人間を対象としないことでかなり深く扱うことができたのではないか。

島根県立三刀屋高等学校(中国:島根)「暮れないマーチ」
謎の双子の少女が登場。照明が素晴らしい。今回も最後のほうで、まだ終わっていないのに拍手が起きたが、狙っている?

北海道大麻高等学校(北海道)「カノン」
1人が年齢の異なる役を演じていくが、演じ分けられていないと思う。また、シーンが突然変わるところも照明などでもっとわかりやすくすることができたのではないか。

さて、既に書いているように、今回の大会では熱中症にしようと意図しているのではないかと言いたくなる。
全国大会を観客として見たことのあるスタッフがいないのではないか。島根大会を視察しているはずだが、「視察」ということで特別扱いを受けたのであろう。長い列を作ってみたり、抗議によって変えたのを周知しないとは何事か。私のように毎年のように見ている者は午後は並びなおせと言われれば午前と同じように並べという意味に解する。まさか変えているなどとは考えない。そのためできた2種類の列を同等に扱うとは不公平ではないか。
明日はまともな扱いを期待する。

2008年8月 9日(土)

全国大会第2日

藤ノ花女子高等学校(中部日本:愛知)「幸せになぁれ」
妊娠に関する話。パネルを象徴的に使ったりしていた。

新島学園高等学校(開催県:群馬)「りょうせいの話」
3人しかいなくて閉鎖が決まっている寮での話。想いを寄せる女子生徒を共通の趣味であるミュージカルに誘おうとする。なかなか楽しかった。

長野県岡谷南高等学校(関東:長野)「オイディプス」
ギリシャ神話である「オイディプス」を現代風にアレンジしている。しかし、マスコミ批判がメインのようにも思える。

高知県立春野高等学校(四国:愛媛)「駈込み訴え」
一人芝居。道具も使わず、台詞だけと言える。最近は延々と聞かされるのは大変に疲れる。そのため、聞くことを放棄してしまった。だから、全くストーリーはわからなかった。
照明もときどき変えていたが、床に映るだけの照明なので、1階席からはその効果はほとんどわからなかっただろう。

山形県立置賜農業高等学校(東北:山形)「どんがら山奇譚」
自然災害のために仮設住宅に暮らす老人が村に戻ってしまった。連れ戻しに行った2人の前に何人もの村人が現れるが、実は座敷童だった。

今日も運営のことについて。
午後並びなおすときには6列にしているのに、午前は1列なのはなぜ?列を長くする理由が全く理解できない。
それとわざわざ入場券を印刷しているが、そんなものが必要なのか?毎回変えているので5種類も作っていることになるが、金の無駄遣い。

2008年8月10日(日)

全国大会第3日

大分県立日田三隅高等学校(九州:大分)「ボタン」
ほのぼのとした話。

和歌山県立向陽高等学校(近畿:和歌山)「Leaving School〜振り返ることなく、胸をはって〜」
福井大会での上演を観たことがある。
ジーンと来た。

前日最後の放送では開場は8:50と言っていたのに9:00に開場した。昨日も今日も。連携が悪すぎる。

全国大会審査結果

最優秀賞:青森県立青森中央「河童」
優秀賞:島根県立三刀屋「暮れないマーチ」
優秀賞:新島学園「りょうせいの話」
優秀賞:長野県岡谷南「オイディプス」
創作脚本賞:新島学園
舞台美術賞:新島学園

2008年8月12日(火)

夏休み

夏休みというのは授業がないというだけ(今は夏休みに授業ができるようになっているので、これは正確ではないのだが)で、平日は出勤日。ただ、5日間だけ年休と別に休みが取れる。今週はその夏休みにしている。その間は当然演劇部も休ませている。

先日の全国大会は生徒を連れて行った。決して安い金額ではないので、全員ではない。安くするために往復に夜行バスを使った。若い頃は夜行バスでスキーに行って、着いた日にも滑るということもしたが、今はかなり堪える。
10日は閉会式にも参加した後、夕食摂った後バスに乗った。そして、昨日の朝大阪に着いた。2時間ごとに運転手が交代するために休憩を取るので、余り眠れていない。

来年の全国大会は三重県。かなり近いが、初日の最初から観るには前泊が必要なので、余り費用は変わらないかも知れない。再来年は宮崎県。その次は福島県。遠いところが続く。

2008年8月13日(水)

ピッコロフェスティバル

ピッコロシアターに行ってきた。同じ大阪市立の高校がピッコロフェスティバルに参加しているので。
少し早く着いたので、その前の上演も観た。「ナツヤスミ語辞典」中学と高校が合同で上演したようだ。これはキャラメルボックスのよく知られている作品なので、何度か観ている。しかし、どうも中学生が混じるとかなりの差を感じてしまう。誰が中学生で誰が高校生なのかは表示されていないのでわからないが、どうも中学生が多いと感じた。中学校演劇は余り観ていないが、どうも中学生と高校生との間には大きな壁があるように思う。

本命の方は「ハンバーガーショップの野望」コメディーに分類できるのではないか。おもしろかった。

2008年8月14日(木)

墓参

父の墓参りをした。盆なので、多くの人が来ていた。
ふと気付くとミンミンゼミが鳴いていた。普段はクマゼミしか聞かないので珍しかった。アブラゼミの死骸はたまに見かけるが、クマゼミの声しか聞いた覚えがない。

2008年8月15日(金)

オリンピック

オリンピック放送を見てしまう。
柔道はもう少し頑張ってほしかったが、最終日の二人はともによくやった。男子の石井はできれば一本勝ちであってほしかったが、ルール上は勝ち。女子の塚田は惜しかった。
男子の水泳で驚異的な選手がいる。アメリカの選手だが。試合の間隔があまりないのに、なぜ勝てる?

2008年8月17日(日)

オリンピック

どうも勝ちを期待されている選手に気負いがあって負けているような気がする。
金メダルのプレッシャーは相当なものだと思う。それにつぶれているような気がする。もちろんそれに打ち克っている人もいるわけだが。
そして同時に最後まで諦めてはいけないということを示してくれている。残り数秒で投げられたり、逆に逆転したり。

2008年8月18日(月)

コンクール始動

夏休みが終わり、今日から活動再開。
授業が始まったわけではない。
コンクールのための脚本を書いている部員が6人いる。その中からコンクールのための脚本を選ぶ作業が始まった。
箸にも棒にかからぬ作品は減ったようには思うが、1年生にいないのが気にかかる。1年生は駄作であってもとにかく書くことに意味があるのだが。

2008年8月20日(水)

審判が何とも頼りない

今オリンピックで野球が行われている。
日本対アメリカ。
6回表アメリカの攻撃で審判がアウトカウントを間違えるというお粗末なミスをした。
3アウトになっても表示が2アウトのままで、4人の審判の誰もそれに気付かないというお粗末。
大体このオリンピックでは野球に限らず表示にミスが多い。ルールもろくに知らぬ者が担当しているとしか思えないお粗末さ。
しかし審判がそんなとんでもない表示を信じ込んでどうする。指摘を受けて4人が集まって確認する始末。自分でカウントするのが普通だろう。他人任せにするような頼りない審判を使うようなオリンピックもお粗末。

2008年8月21日(木)

秋の気配

今日は雨が少し降ったということもあり、暑さがましだった。
既にツクツクホウシの声が何日か前から聞こえだしていた。「残暑」というにふさわしい状況だと思う。
適量の雨が降ってくれれば秋がどんどんやってくるのだが。

2008年8月22日(金)

コンクールに向けて

ようやくコンクールの脚本が決まった。
部員の創作。ともかくこれに賭けようかというものが出てくるのはよいこと。
午後は演劇連盟の常任委員会。コンクールに関わる議題も。
そして、地区再編の議題も。叩き台があって、それに対してさまざまな意見が。その意見を聞いていると難産になりそう。
前回の再編から15年らしい。私が演劇部に関わるようになったときには既に今の地区編成。

2008年8月23日(土)

HPF閉幕セレモニー

今日はHPFの閉幕セレモニー。
講評委員からの講評を聞くなどした。
恒例の小道具プレゼントも盛り上がっていた。

2008年8月24日(日)

朝日に全国総文

朝日新聞が全国総文を取り上げているが、今日は演劇部門。
これまで余り見かけた覚えがないので、今年から取り上げるようになったのだろうか。
野球は朝日新聞が主催者だということもあり、大きく取り上げられているが、演劇はほとんど取り上げられず、悔しい思いをしていた。
総文という形ではあるが、文化部が取り上げられるのは大いに歓迎。

2008年8月25日(月)

青春舞台

今年もNHK「青春舞台」のサイトがつくられている。毎年同じURLなので、「お気に入り」に登録しておけば、毎年使える。ただ、この時期にならないとリンク切れになってしまうが。
「ご意見・ご感想・メッセージを送る」があるので、送ることができる。送られたものはまだ見ることはできないようだ。
本番中にメッセージなどを送りたいが、学校で活動中なので、録画したものを見ることになってしまう。

2008年8月26日(火)

キャスト・スタッフ決定

今日はキャストをまず決めた。
オーディションで決めるのだが、今回はかなりスムーズに決まった。
その後スタッフを決めた。こちらの方が難航したと言えるかも知れない。

2008年8月27日(水)

夏休み終わり

今日で夏休みは終わり。
いや、大阪市の規則によれば、夏休みは8月31日までなので、まだ終わらない。
しかし、明日が始業式。夏休みに授業を行えるように規則を変更したため、こんなおかしなことが起こる。しかも、夏休みは休業日。休業日に授業をすれば代休を取らねばならないのだが、夏休みなど長期休業は例外になっている。だから、実質的には夏休みが今日で終わるというややこしい言い方をしなければならない。

2008年8月28日(木)

始業式

今日は始業式。
ただ、大阪市の規則では1学期は8月31日まで。つまり夏休みはすべて1学期。だから、2学期が始まったといってしまうのは、この規則と矛盾してしまう。

2008年8月29日(金)

学校見学会

今日は学校見学会。
申し込みを必要としないので、何人の中学生が来てくれるかがわからない。
保護者対象の進路説明会の司会をした。そこの席の埋まり具合を見ると、前回と比べれば少なかった。来週には体験入学を予定していることが影響しているのだろうか。

2008年8月30日(土)

部署勉強会

部署勉強会というのをしていた。これまでもしていたのかも知れないが、初めて参加した。
演出、舞台監督、衣装・小道具、舞台美術について部員が一人前に出て、講義形式で説明していく。
少し質問をしてみたりすると、理解が浅いところがあったりはしている。
一応すべてについて簡単にでも知っておくことはよい。
明日も音響、照明について行う予定。

2008年8月31日(日)

部署勉強会

今日は音響、制作、照明の勉強会。
人に説明するのは難しい。何をどの順に説明するかを予め考えておかないとうまく行かない。
照明で灯体の説明をした後、いきなり3段プリセットの話になったのには驚いた。

「2008年8月」について

2008年8月にブログ「birdoの日誌」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年7月です。

次のアーカイブは2008年9月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。