前期選抜が終わった。まだ試験が終わっただけでこれから合否の判定のための作業なのだが。
以前と比べると、勤務時間がうるさくなったので、早く帰った。もっとも、そのためにまだ採点の作業が終わっていないのだが。以前なら入試の翌日も生徒の登校を禁止して作業に専念した。しかし、今はダメだと言う。だから学年末試験を重ねて早く帰らせる。そのために学年末試験の採点も抱えることになる。入試の方を優先させるので、在校生の成績を出すのが遅れることになる。
昨日は早く帰れたものの、やはり疲れたのだろう。書く気力もなく眠ってしまった。
既に新聞に載っているので、問題を見た人もいることと思うが、学年末試験の範囲だった余弦定理を使う問題としても使える問題があった。OA=OP=6, AP=4 の三角形があり、P からOA に垂線PH を下ろす。OH の長さを求めよという問題。私がすぐに思いついたのは余弦定理を用いる方法だが、中学生は知らない。2つの直角三角形にピタゴラスの定理(三平方の定理)を利用すればよい。こういう問題を苦手とする受検生が多かったが、解けていた受検生もいた。こういう力のあるなしがはっきりする問題がいくつかあったので、それらをすべて解けたかどうかで10数点違ってくる。これは大きい。