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五行説

今NHKの総合テレビでチャングムを放送しているが、最近その関連番組を見た。
その中で漢方医学について話をしていた。「韓方」と言っていたが。元は中国で日本にも伝わっている。韓国でも一般的に今も行われている。今は韓国では公文書からは漢字を排除しているので、発音の同じ「韓方」という解釈が広がっている。韓国でも日本でも独自の発達も遂げているので、本家中国と細部で異なってきている。

さて、その中でいろいろなものを5つに分類しているという話があった。これは五行説だ。古代中国で考えられていた世界観で、方角なども含めていろいろなものを5つに分けている。
方角では東南西北に中央を加えている。
季節では春夏秋冬に土用を加えている。
そして、高松塚古墳でも有名な竜、鳳凰、虎、亀がそれぞれの方角の神であり、中央は人間。
更にそれぞれに色が関連付けられている。青朱白黒(玄)、そして黄。
お気づきだろうか。青龍、朱雀、白虎、玄武。青春、朱夏、白秋、玄冬。
そして、木火土金水。当時知られていた5つの惑星にこの名前がつけられている。この5つを兄(え)と弟(と)に分けたのが十干。

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2006年6月26日 23:23に投稿されたエントリーのページです。

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