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音写

外国語の音を日本語に写すのは難しい。何しろ日本語にない音があるのだから。
同じ単語が時とともに表し方が変わってきたものも多い。
例えば、ローマ字の綴り方の一つにヘボン式というのがあるが、この「ヘボン」というのは人の名前から来ており、今は全く異なる書き方をする。
元の綴りはHepburn、今なら「ヘップバーン」と書くところ。なぜこれほど違うかというと、昔は聞いた音をどう表すか、だったのだが、今は元の綴りを意識する。
同じように元の単語は同じなのだが、違った表し方をし、しかも今も両方使われて、物が違うという例がある。
元の単語はlemonade。今は「レモネード」なのだが、音から取り込んだ昔の人はこれを「ラムネ」とした。今は物が違うのはご存知のとおり。

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外来語の表記(2006年08月16日 23時28分
秦新晋清(2006年03月25日 20時38分

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2006年3月28日 23:32に投稿されたエントリーのページです。

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