昨日紹介したペアノも人工言語を発表している。
ソルレソルという。勘のいい方はお気づきかと思うが日本語での呼び方にすればソレソ。音階名からつくられ歌うことも可能なのだそうだ。
発表されたものだけでも多くの人工言語がある。
しかし、単語や文法まですべてを創り出しているために覚えにくいものがほとんど。
エスペラントの発表の少し前にボラピュックVolapuk(uの上には点2つ。ドイツ語をご存知の方はウムラウトと言えばお分かりでしょう。)というのが発表されていて、ザメンホフもエスペラントの発表をやめようかと考えたらしい。これは、ドイツのシュライアーが発表したもので、ドイツ語などをベースにしている。
ザメンホフがエスペラントの発表を決意するようになったのは、シュライアーがボラピュックを飽くまでも自分のものとしたため。
ザメンホフは根幹となる部分は変えないように求めたが、言語が自然に変わるように、使用者に任せた。