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やり切れない事故

高校野球の地方大会開会式に向かっていたバスが事故を起こした。
事故の原因はここでは置いて、そのバスを運転していたのが、その学校の先生だったということに触れたい。
野球に限らず、部活動は顧問の支えが大きい。今回の学校に限らず、移動に顧問などの運転するバスを利用している学校は多いようだ。バス会社に委託している学校もあるそうだが、少数だろう。なぜかと言えば、費用の問題。そんなところに金をつぎ込める学校が多いはずがない。
バスの運転が教員の本務なのだろうか。そんな訳はない。実を言えば、部活動の指導も本務ではないと文部科学省は前身の文部省のときから言っている。しかし、勤務時間内に行うのを黙認するという矛盾したことをしている。本務なら校外で活動するときに出張命令を出すはずだが、出さない。しかし、職場を離れることを黙認するという矛盾したことをしている。
そんな位置づけの時に起きた事故。運転していた先生一人の責任にしてしまうのではないかと恐れる。

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2009年7月11日 22:31に投稿されたエントリーのページです。

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