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教育に王道なし

先日の全国学力テストの結果に大阪の知事が怒った。
しかし、1年前と大して変わらなかったことを怒っているが、劇的に変わったならば、不正を疑わねばならない。そんなに大きな変化が起こるはずがないということを理解せねばならない。

さらに言えば、「点数」だけを問題にするなら、「点数」だけを上げることが目的とされてしまう。そのことの問題がわかっていないようにしか見えない。

そもそもなぜ悉皆調査なのか。標本調査で十分。悉皆調査にするから結果発表の方法が問題になる。標本調査ならかなり細かな結果発表をしても問題ははるかに少ない。標本調査で、実施した学校を伏せればほとんど問題はなくなる。
選挙のための調査で悉皆調査をしようなどと言う者はいないはずだ。手間がかかりすぎる。マスコミは標本調査しか行っていない。それでも大きな誤差が出ていないのを見れば、標本調査で十分なことがわかるはず。

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2008年9月 8日 22:44に投稿されたエントリーのページです。

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