今日は組合の交渉で市役所に行ってきた。
最近は勤務についてうるさくなり、組合活動のほとんどは年休を使ったりしなければならない。
しかし、今日は職務専念義務を免除されて行って来た。
公務員は職務に専念する義務を負っている。その義務を免除されたということ。これは交渉相手の教育委員会の側が自分の勤務時間に交渉するので、相手側に年休を取らせることを不公平と思っているからだろう。
しかし、教員の職務とは何なのかというのは意外とあいまいな部分がある。教科指導は当然の職務なのだが、生徒とだべったりすることがある。卒業生が遊びに来れば話をする。これらが職務でないということになれば卒業生が来ても無視しなければならなくなる。生徒が悩みを相談に来ても無視しなければならなくなる。そんなことになれば学級の状態の把握など不可能になり、いじめの発見など不可能になる。
部顧問も位置づけはあいまいだ。何度か触れているが、教員には超過勤務は命令できない。休日に出勤すれば代休を与えなければならない。土日の活動に付き添った顧問が代休を取ったという話は聞いたことがない。