今年の大阪市立高等学校芸術祭演劇部門も終わった。
第2日のトップは南高等学校「トリコロール」。同じ作品をG地区大会で観た。
魔女の靴音がとても耳についた。何らかの対策を講ずべきだろう。
段取り芝居になってしまっている。逃げようとしているのにわざわざ捕まるように側をすり抜けるなどありえないだろう。
暗転の手順も悪すぎる。
続いては扇町高等学校「楽屋」。
装置がさすがだった。鏡は本物ではないはずだが、本物のようだった。
照明も計算されていて、サスもシーリングを併用しているので、顔にもちゃんと光が当たっていた。
午後は盲学校から。「BUS STOP」。
舞台にはバス停と点字ブロックだけ。最初に二人が下手から上手までバスを追って走り抜けたが、SSにぶつかりそうになるなどの失敗があった。
われわれの思いもよらない苦労があるのだろうと思う。
最後は工芸高等学校「お気に召すまま」。
G地区大会、大阪府大会、近畿大会に続き、4回目。細部が変更されていた。上手と下手にパネルを置いていた。前明かりは全面に当たっていた。これはコンクールではなかったように思う。ストップモーションにするところは、会場の制約があるのかもしれないが、アクティブなところを際だたせてほしい。
コメント (1)
扇町の鏡、終わってから直接聞いたら本物とのことだった。
投稿者: birdo | 2007年1月28日 21:42