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観劇 アーカイブ

2005年9月10日

青春舞台

高校演劇ファンなら多分知らない人のいない「青春舞台2005」の放送があった。終わりのほうだけを生で見た。録画を予約しておいたので、後でゆっくりと見るつもり。

元々は8月29日に放送される予定だった。知らない人のためにちょっと説明しておくと、7月末に行われた高校演劇の全国大会で最優秀1校、優秀3校に選ばれた4校が8月27日・28日に東京の国立劇場で公演したものを上演校の生徒とゲストと見ながら生放送するというもの。29日というのは上演した次の日ということだったのだが。NHKは理由を明らかにしていないが、当初の時間帯に党首討論が入っているので、どうやらそのせいらしい。

例年は上演校のすべての生徒が出演するのだが、上演から日が空いてしまったため、代表生徒数名のみ。しかも昨年まではファックスを募集していたのだが、どうもなかった模様。ホームページからのみ。私の学校は私が付き添えないため止む無く活動をなくしたが、大阪では11月のコンクールに向けて動き出す時期。生で見ることができない演劇部が多いのではないだろうか。録画したものを見てからあらためて感想を書こうかと思っている。

2005年9月14日

青春舞台・感想1

先日録画した「青春舞台2005」を折を見てみている。
全国大会に行って、全国大会での上演は見ているので、スタジオでの話をまず見た。

昨年まではあったファックスの募集がない。なぜ?例年は全員がスタジオにいるのに、代表だけ。NHKが軽視しているとしか思えないのだが。

途中雷雨のためと思われるが、画像と音声に乱れがある。衛星放送の宿命といえるが、ごく一部とはいえ、見えず聞こえないのは残念。

2005年12月26日

近畿大会結果

最優秀賞兵庫代表滝川第二高校
次点大阪代表工芸高校
創作脚本賞兵庫代表滝川第二高校

2006年1月 8日

劇団「金蘭座」

劇団「金蘭座」を観て来た。金蘭会高校の卒業生のつくる劇団で顧問の先生が立ち上げた。
その顧問の先生の作・演出なので座員にとっては慣れたものだろう。
以前観た時は知らない座員も多かったが今回はほとんど現役時代を知っていた。
現役の3年生が協力していた。
現役と変わらぬ金蘭会パワーだった。

2006年2月19日

春秋座

春秋座公演を観に行った。

最初が工芸で、春秋座の前明かりは低いので黄色と赤の箱に当たった光がまともに目に入り、強い明かりのときは目が痛かった。
次が滝川第二で、春秋座が歌舞伎の舞台にもなっているので緞帳を引き幕に変えて寄席の雰囲気を出していた。
両校とも照明のタイミングに時折ずれを感じたが操作は小屋任せ?

終わってから北白川を南下し、今出川を西に出町柳まで歩いた。
これまでも何度か京都に来ているが、いつも生徒の引率だったのでゆっくりできなかった。
今日ももっとゆっくりしたかったが近畿の常任委員会があったので朝から来ていて、この30分足らずの散策で我慢した。随分久しぶりで懐かしい光景もあったが変わってしまった光景が多かった。

2006年6月19日

新人公演

最近ある演劇部の新人公演を見た。
通常はここに観劇しての感想などをすぐに書くのだが、ためらったのは、余りにもひどかったから。
いかに新入部員といえども、公演するからにはある程度のレベルにしてもらいたい。

かなり以前、ある専門学校の公演を見たことがある。小学校の学芸会のようなものなので、学生すべてに役を与えるため、かなり脚本に無理があり、ひどいものだった。観客も家族がほとんどのようだった。

あのレベルなら、呼ぶのは家族だけにしておいてもらいたい。特にあの脚本は、作者である顧問の前任校での上演を含めると5回見たことがある。つまり、ほとんど筋は記憶しているし、それらの上演と比較してしまう。その中には新人公演も含まれている。過去のものは断じてあそこまでひどくはなかった。

公演を行った後に来てくれた級友や先生にお礼を言う演劇部も多いと思うが、下校時刻を過ぎて下校指導をしているところへ駆け寄ってきて言うということが失礼とは思わない演劇部がある。

2006年7月18日

間もなくHPF

22日からHPFが始まる。
今年は3年生の担任なので、進路指導があり、全員と3者懇談を行う。そのため、どうしても観に行くことのできないところが何校か出てくる。5時頃まで懇談したら、5時開演に間に合うわけない。
シアトリカル應典院からウィングフィールドへはシアトリカルでの上演が60分までなら何とかはしごできる。超えるとウィングフィールドには開演後入ることになってしまう。

2006年7月22日

HPF開幕

さていよいよHPFが始まりました。今日はシアトリカル應典院で関大一高の「まつのき」。
ストーリーはまあ楽しめたが、もう少し工夫してほしいところがある。一番目についたのが照明で、特に場面転換は演技が続いていると思ってしまった。

2006年7月23日

HPF2日目

今日は劇団雨月(大教大天王寺)の「Cry For The Moon」。
25日まではシアトリカル應典院。
荒唐無稽な話だが、楽しめた。
大きな装置はなく、ほとんど素舞台に近い。これはよかったのではないか。

しかし、サスの中をはける役者が横切るのはご勘弁。ゲネでチェックしてほしい。また、照明が消えてすぐに動くと見えてしまう。少なくとも一呼吸は待ってほしい。
それとあの曲はないだろうと思った。あれでは妖怪の話だ。

まあほとんどが1年生だったようなので、今後に期待しよう。

2006年7月24日

HPF3日目

福井高校の「猫路」"Nekomichi"と「君が居たキャットウォーク」という副題がついている。

話の構成が複雑でわかりづらかったが、人間界の話を猫に投影するのはおもしろいアイデアだ。
もう少し練るともっとよくなっただろう。

スモークを使っていたが中途半端で活かせていなかった。存分に使った場合、あの小屋では大変だと思うので、いっそない方がよかったかも知れない。

2006年7月26日

HPF5日目

昨日は都合でどこにも行けなかった。
今日からウィングフィールドでの上演が始まる。
今日はまずシアトリカル應典院の扇町「濃い青≧薄い蒼」へ。
余りいつもの扇町パワーを感じなかったのだが。
始めと終わりで使われた映像は本当は大黒に写したかったのではなかろうか?

終わると7時近かった。ウィングフィールドでは既に工芸が開演しているはず。ちょっと迷ったが向かうことにした。
立ち見になるという。昨年度に比べればましか。同じ時間帯で金蘭会が精華小劇場で2回目の上演をしているので、そちらにかなり流れたはず。折角来たのに見ずに帰るわけにはいかない。
半分以上過ぎているので、筋はさっぱりつかめない。キャストは1年生ばかりだが、さすがに新人公演からは進歩している。「マルボロ少年と夏の月」というタイトルだが、最後に秋の虫が鳴いたのはなぜ?私が見ていない間に季節が移った?

2006年7月27日

HPF6日目

今日もまずシアトリカル。信愛の「Non-Stop-Life」。
ゲームの中に入り込み、ゴールしないと戻れないという話。細かいことだが、「Entrance」の札がしばらく見えていたのが気になった。
ストロボは長いと疲れるが、あれは短すぎる。まあ楽しめるのだが、台詞をかみすぎだ。
開演がおしたこともあり、終わったら6時半。ウィングへ駆け付けたが、当然既に開演している。

箕面東の「から騒ぎ」。野田秀樹の作品をウィングでやってしまうとは。ことば遊びがあちこちに散りばめられている。長い台詞も多いのだが、かんでしまった所が多かったのが残念。
元の舞台を知らないが、通路を花道として使い、野田ワールドを美事にウィングに出現させた。立ち見が出て、大変だったろう。
終わったら8時を回っていたが、時間の長さを感じさせない芝居だった。

2006年7月29日

HPF8日目

昨日も都合でどこにも行けなかった。
今日もまずシアトリカル。清風南海の「Dawn」副題が「時の運命」。
開演のときに客電をCOしたり、途中で客電をつけてみたり、サスの中に何もない状態が長く続いた後ようやく役者が入ったりと無茶苦茶だった。
おまけに、「フラッシュを使用した」写真撮影と「液晶画面を利用した」ビデオ撮影だけを禁止したので、近くでは電源を入れるたびにデジタルカメラの動作音やシャッター音が数箇所で聞こえ、集中が何度も途切れた。身内しか来ないと思っているのだろうか。そんな姿勢ではHPFに参加する資格はない。他校と同様に「許可のない」撮影はすべて禁止してほしい。
終わったら18:25。またしてもウィング到着は開演後。

ウィングではプール学院の「近江屋」。坂本竜馬・中岡慎太郎と土方歳三・沖田総司がひょんなことから同じ部屋にいて、それを知っているのが坂本竜馬だけというとんでもない設定。
身内が見に来ているので、客席からの応援に反応したくなるのは理解できるが、よろしくない。
これまでに見たプール学院の芝居とはまったく感じが変わっていた。
1年生が中心のキャストらしいためか甘さはあったものの十分に楽しめた。

2006年7月30日

HPF9日目

今日はシアトリカル最終日。大谷の「オズの魔法使い?」。
細部は大いに異なるものの、大筋ではオズの魔法使いをなぞるストーリー展開。ところが西の魔女を倒した後、そんなのあり?というストーリー展開。それまでのが劇中劇ということになって行く。
卒業生もいて、数世代に亘る大谷パワーが合体。私のような、出ている卒業生を全員知っている者が一番楽しんだかも知れない。
エメラルドの城で緑の照明はあったものの余り効果がなかった。役者に緑のメガネをかけさせるため?
ITOのネタと思われる影が袖幕に映っていたが、本当はどこを狙っていた?
終わると6時を回ったところ。初めてウィングに開演前に入った。

ウィングでは鶴見商業の「みんなに優しいって?」。
いじめが登場する。2種類も。一つは病気を理由とするもの、もう一つは事故を起こした会社に父親が勤めていることを理由とするもの。
重い話ながら明るく乗り切っていく小学生。フラフープなど私のような世代の観客にとって懐かしいものが登場する心憎い構成。
照明で何かしかけをするのだが、今回はなかったように思う。

2006年7月31日

HPF10日目

今日は大阪アニメーション専門学校での上演もあって行きたかったのだが、仕事を片付けていると、間に合わない時刻になったので、諦めた。

ウィングでは南の「激走☆乙女心」。余りにもベタな展開に笑ってしまった。
突っ込むところは多々ある。同じところに向かう二人がなぜ逆方向に歩いていてぶつかる?などなど。しかし、このようなストーリーに無矛盾性を求めるのも野暮か。

明日からは3日までは休み。残るところ4~6日までの3日間。3~5日は全国大会。

2006年8月 2日

いよいよ全国大会

いよいよ明日から全国大会。
今回は中途半端に近いので、通うことにする。毎日早く家を出なければならないが、自宅で眠れるので我慢すべきか。

ここをご覧の方は大阪で行われているHPFの日程が4日5日と重なっていることにお気づきだろう。問題はHPFを見ようと思うと早めに切り上げなければならないこと。4日は16時開演なので、2本を諦める必要がある。5日は講評を諦めねばならない。

2006年8月 3日

サバス・2

まずは埼玉県立秩父農工科学高等学校の「サバス・2」。
始めにマネキンにサスが当たり、サスが移りながら、観客の目を引き付けている間に役者が出てきて始まった。楽しめたが、終わり方はつらい。
特に、演劇部の2人が死のうとしていたのも、2人の話に出てきたサイトとパソコン同好会の関係も早くにわかってしまった。予想された結末だけに裏切ってほしかった。

全校ワックス

山梨県立甲府昭和高等学校の「全校ワックス」。
緞帳が開くと素舞台。
ワックスをかけるだけで芝居をつくってしまうとは。

昼休み

今回は入れ替えを徹底させ、外で並び直し。
陰が大きくなっているのが少しだけまし。

このとき、某演劇部が組織的割り込みをした。私は1列目で、その演劇部は2列目で私の近くの位置にいた。私が入り口を過ぎる辺りで、そこの顧問を含む数名が私の傍を駆け抜けていった。2列目は1列目が全員入った後に入るはず。

学割だからいいのよ

東京都立八王子東高等学校の「学割だからいいのよ」。
ここまではすべて大黒。
緞帳が開くと素舞台。大きな鉛筆を持って横切って行く。
何かが起きそうで起きない。

三月記

島根県立三刀屋高等学校の「三月記~サンゲツキ~」。
卒業式の答辞の練習をしている。本番直前で紅白幕が張られている。この幕が紅い板の前に白い布を立たせているのだが、最後に仕掛けるため。
指導の先生がとんでもない先生で、生徒との会話でギャグを連発したりして笑わせてくれる。
ところが不登校の生徒が登場した辺りから妙な方向へ。
卒業式の最中に先生は学校の屋上から飛び降りる。紅白の幕が白と黒の幕に。
こういう結末は勘弁してほしい。

2006年8月 4日

君死にたまふことなかれ

滝川第二高等学校の「君死にたまふことなかれ」。
近畿大会、春秋座に続いて3回目。キャストが変わっていた。これは年度が変わったので、卒業したキャストが大半のため。
ケイコは変わっておらず、相変わらずのパワー。マナブはキャストが変わったが違和感はない。師匠は前も弱かったが今回のキャストも弱い。検閲官も十分。
サクラは何人かいたが、拍手や手拍子がはるかに多くの観客を巻き込んでいた。

福岡市立福翔高等学校の「木」。
今回初めてホリを使う芝居。ストーブに灯体を仕込んだようだが、実際の炎のように揺れていた。
木造の教室がつくられていた。
なかなか達者な演技だった。

ラスティングミュージック

北海道釧路北陽高等学校の「ラスティングミュージック」。
下手側にピアノが置いてある。何度か実際に弾かれる。
最初に虫が鳴いたから秋だと思ったら夏休み。
小さな島にある町らしい。いくつかの人間模様を織り交ぜながら進行していく。

ひととせ

同志社高等学校の「ひととせ」。近畿大会に続いて2回目。
一人芝居。部員が一人になってしまった演劇部の一年間を演じた。
季節の変化を窓から見える枝とカレンダーで表現した。卒業するまでは自分で枝を変えていたが、新入部員として登場したときは、窓を開けると変わっていた。こういう細かい裏切りがいい。

あすべすと

徳島県立城西高等学校の「あすべすと」。
今回は生徒が原作となっているが、構成をした顧問の先生の作品をこれまでに2回見ている。基本的な構成はまったく変わっていない。

最初は養護学校の分校が全国大会に出たときで、大きな波紋を呼んだ。次は近畿総文で。近畿大会とは書かないのは大会と総文で近畿の範囲が異なるため。しかし、今回のを含めて、あとの2回を演劇と呼ぶなら、最初のも間違いなく演劇。

他に類を見ないのは確かで、議論を呼びそう。

2006年8月 5日

生徒総会06

青森県立青森中央高等学校の「生徒総会06」。
以前の「生徒総会」を「青春舞台1999」で見た。記憶にある限りでは、細部は異なるものの、大筋では前作を踏襲している。予算の提案がなくなっていたり、時事ネタが新しくなっていたり。

ここは全国大会直後に「修学旅行」のソウル公演を控えている。昨年の全国大会最優秀作品で、あちこちで公演している。この「生徒総会06」もコンクール以外でも公演している。年間の公演回数は半端な数ではないはず。

死神

愛知高等学校の「死神」。
緞帳が開くと消費者金融。中央に裸の男。取り立ての真っ最中。
死神が助けてやるが、その後、約束を破る羽目になって、命のろうそくのある場所へ。
落語を元にしたということで、元ネタに忠実な終わり方。

すべての上演を見終えて

ホリを使ったのが2校しかなかった。奥行を使いきれないという理由もあるかも知れない。
終わって、大阪のある先生と話したのだが、照明を小屋任せにしているところが大多数のためか、照明であっといわせるようなところはなかった。大阪では生徒が調光するのが当たり前なので、ときどきはっとするような照明に出会う。

講習の間に松花堂庭園に行ってきた。豚に真珠か。何しろ一番興味を引かれたのが鹿おどし。周期が微妙にずれていることだったのだから。
行きは場所がわからなかったのでバスだったが帰りは歩いた。

審査結果

最優秀賞:京都府代表同志社高等学校
優秀賞:関東代表埼玉県立秩父農工科学高等学校
優秀賞:関東代表山梨県立甲府昭和高等学校
優秀賞:北海道代表北海道釧路北陽高等学校
創作脚本賞:関東代表東京都立八王子東高等学校
舞台美術賞:関東代表埼玉県立秩父農工科学高等学校
演出賞:関東代表山梨県立甲府昭和高等学校
審査員特別賞:中国代表島根県立三刀屋高等学校
東京公演は秩父農工科学が事前に辞退していたため、甲府昭和・三刀屋・釧路北陽・同志社の4校。

2006年8月 6日

審査結果に対する感想

審査結果に対しての書き込みはしたくないのだが、余りに意外な点があるので。
講評では余り評価していないとしか思えなかったところが優秀校に入っている。脚本は褒められていた。
講評を聞いていると事前に脚本を読んでいるらしい。私も審査経験があるが、事前には読まないようにしている。舞台の上だけを評価すべきだと思っているので。事前に脚本を読んで見る観客は稀だと思う。これは審査員の考え方だと思うので、読むべきでないとまでは言わない。

かなり以前だが、大阪府大会で、ある上演を見ていて頭が混乱してきた。後でわかったのは、人数が足りなかったためだろう、何人かが二役をしていた。ところが、制服姿で全く同じ姿なので、区別できなかったのだ。審査員は脚本を読んでいたので、混乱はしなかったようで、講評の中ではまったくそんな話はなかった。

ただ、創作脚本賞は逆に具現化である舞台を見ない方がいいので、創作脚本賞を選ぶときは事前に読んだほうがよいという矛盾した要求になる。

誰もが満足する審査というのはありえないが、少なくとも、講評を聞いていて、ここはないと思ったところが入っているというのは如何だろう。

HPF13日目

いよいよ今日でHPFも千秋楽。全国大会と日程が重なって昨日・一昨日とは来ることができなかった。
金光藤蔭、関西福祉科学、大阪女学院有志の合同で「お湯物語」副題が「~四季のかほり×4P入~」。
客電がついているのに役者が出てきたと思ったら、前説を演技で始めた。

場面転換はブルー暗転をしていたが、ちょっと遊んでいた。

4組(?)のカップルがおもしろかった。

2006年8月12日

龍カンパニー

HPFのときに追手門学院を見られなかった代わりというわけではないのだが、ザ龍カンパニーの公演を見た。
ご存じない方のために書いておくと、追手門学院演劇部の卒業生でつくっている劇団。
「月の海に恋してる・・・・・・」
前説なしで始まった。私は携帯電話の電源を前説の後で切るのだが、どうも前説がなさそうだと思ったので、切って間もなく始まった。危うかった。
ムービングライトなど滅多にお目にかからない照明が使われていた。
ウィングフィールドを使ったことのある人なら知っている階段が上手に見えていた。通常は袖の中なのだが、見えているのは当然に理由があった。
何が現実か、非常に含蓄が深かった。
明日も14:00開演で上演される。

2006年9月 7日

髑髏城の七人

正確には「髑髏城の七人-アカドクロ」。劇団☆新感線の舞台を映画にした作品。
劇団☆新感線は小劇団の中では有名な方なので、ここをご覧の方の多くは少なくとも名前はご承知なのではないでしょうか。
これを学校の視聴覚行事で観て来ました。

殺陣が何度もあり、緩急を心得た演出。劇団☆新感線を知らず、観る前は文句を言っていた生徒も見入っていたように思います。途中休憩が入り、休憩を除いて160分。時間の長さを感じさせませんでした。

舞台を観る機会があれば是非とも観てみたい。

2006年10月 7日

マンマ・ミーア

マンマ・ミーアを観てきた。
大阪四季劇場の柿(こけら)落とし公演。大阪四季劇場には初めてだが、こじんまりとした劇場だった。劇団四季は、ほとんどがS席で、B席などは少ないが、B席などでも十分かも知れない。
劇団四季は随分久しぶり。なかなか楽しめたが、音響が少々大きかったのではないかと思う。こじんまりとした劇場なので、もう少し小さくても十分だろう。

2006年10月28日

学級演劇

今日は舞台を使用したものを全員で見る日。そのため、非公開。
学級演劇はクラス数が制限されているため、3年生のみ。
まあ、学級演劇なので、あんなものでしょう。強いて言えばどこが一番かって?私に問うならば、答えは一つしかないでしょう。

2006年10月29日

文化祭

今日は文化祭公開の日。
演劇部の上演を見た。たしかにあそこは照明設備が大してないが、余りにもなめていないか。
アンケートに書くのを忘れたが、開演前から横の扉が開きっぱなしで外の明りが入っていた。誰も閉めようとしない。観客の一人が途中でたまらず閉めた。ただでさえ暗転しようが明るい小屋だ。そこに外の明りを積極的に取り込んでどうする。ひどすぎる。工夫の跡さえ見えない。上手と下手の端が共に明りが当たっていない。異なる空間が同時に舞台上にあるが、1箇所で進行中に他の空間では止まっているというシーンが何度もあったが、そこを何とかして進行中の空間を際立たせようという工夫が全く見られない。制約の多い小屋ではあるが、少しは工夫せよ。音響も大きすぎた。

2007年1月14日

春秋座

春秋座を観に行った。
その前に大阪市立美術館で大阪市立高等学校芸術祭の展示の部を行っているので、それを見た。

出町柳に12時頃着いたので、歩くことにした。百万遍近くに来ると、駅伝の案内の看板が出ていたので、駅伝と重なっていたのを思い出した。後は駅伝のコースに沿って歩いた。コース全体がどうなっているのかは知らないが、東山通から今出川通に入り、銀閣寺近くで白川通に入るのは確か。まだ選手がやってくる前だったが、舞台裏を見せてもらった。選手らしき姿が昼食を取っているのを見かけたが、直前に近いのに大丈夫かとちょっと心配になった。
駅伝が始まってしまうと道路を渡るのが大変になるので、昼食を済ませ、早めに入った。何しろ春秋座のある京都造形芸術大学の前、春秋座のある人間館の前がコースなので、コースを横切る必要があるのだ。
顔見知りになった他府県の先生方も何人も見かけた。開場を待つ間、大阪のある先生と話をしていたが、その中で今年度(昨年)の京都府大会が春秋座で行われたことを知った。暗転ではびっくりしたのではなかろうか。本当に闇になるのだから。

まずは兵庫県立西宮今津高等学校「太陽の箱」。近畿大会では見ることができなかったので、楽しみにしていた作品。期待は裏切られなかった。どうも時代は南北朝らしい。古語もどきでの台詞。時折明らかな現代口語が混じる。どちらかといえば古語もどきで通してほしかった。疲れるが。三種の神器も絡める。黒子が飛ばす蝶は羽が白いが、それぞれの羽に赤い丸が。MEは洋楽。このミスマッチが効果的。
花道やすっぽん(花道にあるセリ)を効果的に使っていた。市谷での割腹。
これへの全国の反応を見たかった。

続いて追手門学院大手前高等学校「あげとーふ」。大阪府大会で見た作品。近畿大会では西宮今津の次だったので見ていない。緞帳が開く前からスタート。照明がついてもまだ緞帳は開いていない。緞帳前に5人。緞帳が開くとセットがあるのだが、それが盆によって回った。ここもすっぽんを使用した。笑いがレベルアップしたように感じた。

2007年1月22日

春季フェスティバル

春季フェスティバル出場校の一部がわからなかった。
これまでは選出するブロックを検索していたが、全国高等学校演劇協議会のサイトを見てみると、載っていた。
高校演劇情報」からもそのページにリンクさせた。

2007年1月27日

大阪市立高等学校芸術祭演劇部門第1日

今日は大阪市立高等学校芸術祭演劇部門。

まずは天王寺商業高等学校「クラゲクライシス」。工芸高校が全国大会に出たときに九州代表だった沖縄・首里高校の作品。当時は観ることができなかった。
サスのシュートを間違えたかちゃんと当たっていなかったりした。SSが使われていたが、何も当たっていなかったように思う。また、台詞があるときの音が大きすぎて台詞を殺していたのが残念。
もともとが3人舞台で、よく頑張っていたと思う。暗転幕を使用していたが、普段演劇とは縁の薄い人が多かったようで、終わりと勘違いした人が多かった。

続いては鶴見商業高等学校「春に降る雪」。
鶴見商業らしいというか、顕微鏡などの大きな模型を吊っていた。鶴見らしからぬ照明のミスがあったが、世代交代のため?

今日はこの2校で、明日は4校。

劇団10×10×10

今日ははしごをした。
芸術祭の後、ウィングフィールドに移動し、卒業生と知り合いが立ち上げた劇団を観た。
「OJーもしも蛇口から流れたならばー」。
OJとは何か。チラシに書かれているので、ネタばらしにはならないと思うが、オレンジジュースのこと。こういうありえない状況に対する反応を描いた作品。
こんな反応だろうなと思われるのを3話のオムニバスで構成している。脚本を書いた人が第3話で脚本作家として登場。
なかなか楽しめた。

2007年1月28日

大阪市立高等学校芸術祭演劇部門第2日

今年の大阪市立高等学校芸術祭演劇部門も終わった。
第2日のトップは南高等学校「トリコロール」。同じ作品をG地区大会で観た。
魔女の靴音がとても耳についた。何らかの対策を講ずべきだろう。
段取り芝居になってしまっている。逃げようとしているのにわざわざ捕まるように側をすり抜けるなどありえないだろう。
暗転の手順も悪すぎる。

続いては扇町高等学校「楽屋」。
装置がさすがだった。鏡は本物ではないはずだが、本物のようだった。
照明も計算されていて、サスもシーリングを併用しているので、顔にもちゃんと光が当たっていた。

午後は盲学校から。「BUS STOP」。
舞台にはバス停と点字ブロックだけ。最初に二人が下手から上手までバスを追って走り抜けたが、SSにぶつかりそうになるなどの失敗があった。
われわれの思いもよらない苦労があるのだろうと思う。

最後は工芸高等学校「お気に召すまま」。
G地区大会、大阪府大会、近畿大会に続き、4回目。細部が変更されていた。上手と下手にパネルを置いていた。前明かりは全面に当たっていた。これはコンクールではなかったように思う。ストップモーションにするところは、会場の制約があるのかもしれないが、アクティブなところを際だたせてほしい。

2007年2月 4日

北摂演劇フェスティバル

今日は北摂演劇フェスティバルに来た。第6回だが、これまでは工芸展などと日程が重なるなどしたために機会がなかった。
小ホールは小さな公演に最適。地区大会も費用など条件があえば最適だろう。

まずは大教大池田の「広くてすてきな宇宙じゃないか」。キャラメルボックスのよく知られた作品。サスは会場の都合だと思うが、上の方からしか当たらないので、顔が暗い。プロジェクターを使っていたが、予めの検討が不足で、地明かりがついている中で使ってみたり、役者が前に立ったりしていた。

続いては枚方なぎさの「I Believe ○▲□」。ちょっとしたメルヘン。オープニングで転がしを客席に向けていたが、私には目つぶしになっていた。
ここで昼食休憩。

午後は箕面東の「イキルユメ」から。何とも不思議な世界。しかも二つの世界が交錯する。

続いては金光藤蔭の「ハト」。始めはハトに絡めた話が続いた。終わりは突然何やら深刻な雰囲気に。

最後は追手門学院の「I LOVE YOUからはじめよう」。昨年のコンクールと同じ作品らしい。いつもの追手門学院らしい作品。

コンクールと同じ作品が多かった。B地区が2校なので、府大会の分を含めれば3作品を観たことになる。小屋が違うので、単純な比較はできないが、審査が大変だったのは想像に難くない。

2007年3月 1日

春季全国演劇研究大会

帰宅すると劇団四季の「La Harpe」が届いていた。ぱらぱらとめくっていると目に付いた案内があった。
「第1回春季全国高等学校演劇研究大会(フェスティバル07)」が自由劇場にて開催されます!
開催日、上演スケジュール等が載り、申し込み方法まで書いてある。
これまでははがきによる申し込みだったが、インターネットによる事前申し込みが必要とある。
すぐに高校演劇情報に載せた。

2007年3月27日

第1回春季高等学校演劇研究大会

今第1回春季高等学校演劇研究大会のため東京に来ております。
大阪の先生を見かけました。生徒を連れて来ている先生もいた。場所が固定されているので、毎年来るなら地理などわかってくると思う。
1日に3校は見るのに楽だけれど、遠くから来る者にはもったいない日程。
1校ごとに入れ替えて指定席券を渡される。十分に余っているので、空いている席には自由に座れそうな雰囲気。

三条東

新潟県立三条東高等学校「たとえばジャニスのソウルナンバー」
どうして生きているのかという重いテーマ。
とばしていて、下ろしてくる装置があった。暗転の中だったので、よくはわからなかったが役者が下りてくるそばにいるのが見えた。下りてからはいるべきだろう。
演技はかなり芝居くさいところが多かった。

川之江

愛媛県立川之江高等学校「花柄マリー」
久しぶりに川之江を見た。ハッピーエンドではない。
いじめや長いものに巻かれる風潮を取り上げている。
自分ならどうする、と問われているような終わり方。

普天間

沖縄県立普天間高等学校「親子」
始めは娘が小学生のときだったが何年生の設定なのかよくわからなかった。
すぐに娘が結婚を控えているときに変わった。

2007年3月28日

札幌北陵

北海道札幌北陵高等学校「バリバリ村の市民会館」
どちらかといえば喜劇だと思うのだが、中途半端だった。
装置には凝っていた。

甲府昭和

山梨県立甲府昭和高等学校「靴下スケート」
幕が開くと黒いゴミ袋の山。何とも不思議な感じで話が展開していく。

西宮

兵庫県立西宮高等学校「エルビス!」
近畿大会で見ることができなかったので楽しみにしていた。期待通り。
テンポよく展開していく。横領の話が脇のように登場しながら、最後は、ひょっとしたら、と思わせた。

contact

自由劇場のすぐそばに四季劇場の春と秋がある。
せっかくなので「contact」を見ることにした。予め予約しておいた。
3部構成でそれぞれ人間の内面を描いている。
最初は昨日も春でライオンキングを観るつもりだったが、やはり疲れて無理だった。
それを予想してやめたのは正解だった。

2007年3月29日

滝高等学校(愛知県)「幸せのレストラン」
主役の二人がなぜか上手と下手の端で着替えたりする。女性の方はカーテンがあるが。そんなものをなぜ見せるのかわからない。
客席で笑いが起きたりしたが、近畿では出て来ないタイプだと思う。

米子

鳥取県立米子高等学校「もうひとつの《罪と罰》」
原作そのものを読んだことはないが、大まかに知っている筋と同じだったように思う。
役者がコロスになったりしながら進行していく。簡単な装置をうまく使っていた。

青森中央

青森県立青森中央高等学校「最終試験場の9人」
幕が開くと8脚の椅子。9脚ではない。そこに受験生8人が順に登場して来る。8人で共同して試験官を感動させる方法を40分で考えろという。
受験生だけになって、しばらくすると9人目が登場する。萩尾望都の「11人いる!」だと思った。そう思わせながら進行していく。
最後に意外な事実が。

2007年6月24日

全国大会プレ公演

今日は追手門学院大手前による全国大会プレ公演があったので、練習を中断して観に行った。
間口が小さいと思ったが、島根の会場の間口は8間で、府大会と同じとのことなので、今回の会場が小さすぎたようだ。
やはりキャストの変更が少し影響しているが、かなりオリジナルのレベルを保っているといえるように思った。
キャストやスタッフの紹介を聞いていると、2年生が1人だけで、3年生と1年生が中心。だから、キャストに1年生が2人入っている。

2007年7月21日

HPF初日

今日からHPF。
他の顧問に頼んでいたが少し覗いてから應典院に向かった。
今日は関西大学第一。「八月のシャハラザード」。
霊的なものが話すとき、照明で示そうとしていたが、違和感があった。
雨宿りしているはずなのに、雨の中を歩いてみたりしているように見えたりした。もう少し見せ方を考えてほしい。

2007年7月22日

HPF第2日

今日が最後の通しで、活動が終わってから、今日も應典院へ。
今日は福井高校「モンタージュ ~はじまりの記憶~」。
3人の芝居だが、部員が一人とのことで、卒業生などの応援で上演したとのこと。
それぞれが異なる年齢を演じ分けていた。舞台の上でしゃべりながら年齢が変わるシーンがあったが、それも話し方できちんと表現していた。

2007年7月23日

HPF第3日

いよいよ前日。そして終業式。公式には20日なのだが、エアコンを付けたので夏休みにも授業をするので、実質としては今日。
会議室が今日も使えたので、今日も通しができた。

活動を終えて應典院へ。
鶴見商業「マッチ少女」。
ちょっとしたミステリーになっている。そしていつもながら凝った照明。街灯が点いていないときは中が見えないのに、ちゃんと仕込まれている。

2007年7月25日

HPF第5日

今日は、市の講習会の打ち合せを会場のこども文化センターと行い、その終了後昼食をとって精華小劇場へ。
追手門学院の「明日、ジェルソミーナと」。少し構成が複雑な芝居。本火を使っていたが、使えると勘違いする人がいないかと余計な心配をしてしまった。消防署の許可が要ります。念のため。
1年生と2年生はやはり違うと感じた。
今日は活動は休み。精華小劇場では2回公演で、マチネ(昼の公演)に行ったが、部員2人が来ていた。

終わると應典院へ移動。今日は大教大附属の日。ウィングでは池田、應典院では天王寺。同じ地区の天王寺のほうにした。今年は両会場の開演時刻が同じなので、選ばざるを得ない。
「スナフキンの手紙」。何回か上演されているので、私も何回目かの観劇。書かれたのが10年ほど前と古く、パソコン通信など今はどれだけ残っているのだろうかという形態や、ダイヤルアップ接続などが出てくる。1972年の連合赤軍事件などはリアルタイムで経験している。中継の話など出てくるが、それが史実に反するということは自分の経験と合わないことでわかったが、今の高校生はわからないだろう。

2007年7月26日

HPF第6日

今日は反省会。
24日の公演について各自が反省を述べた。最後に私が全体的な話をした。
午前中に行ったが、活動も終えてしまった。午後はコンクールに向けて始動すればよいのに。

今日はウィングフィールドへ。
扇町の「コンプレックスハーモニー」。生徒創作。構成に甘さはあるが、異世界と思われるものが絡んでいる。登場人物を演ずるのは二人でともに二役。他に場面転換に4人。

2007年7月27日

HPF第7日

今日は活動を午前中で切り上げ、大半は金蘭会を観に精華小劇場へ。私を含め6名は当番校として應典院へ。
受け付けを担当した。開演の直前、スタッフに任せてホールへ。
プール学院「ケンジ先生」。キャラメルボックスの知られた作品。
中学生も参加しているので、少し割り引くべきかも知れない。

2007年7月28日

HPF第8日

今日はウィングフィールドへ。金光藤蔭「公園ひろいもん」。
顧問の先生に伺ったところによると昨日急病でキャストを変更したとのこと。しかし、誰が急遽立てられたキャストかはわからなかった。
4人が役を変えているのはわかったのだが、犬猫になったときはしばらくわからなかった。
キスシーンがあったのだが、その処理がおもしろかった。

2007年7月29日

HPF第9日

今日は應典院へ。枚方なぎさ「ママゾンビ」。
タイトルの通り、おかあさんがゾンビになってしまう。ホラーではなく、むしろコメディ。
2時間で、ちょっと疲れた。これでも元の脚本を縮めているそうだ。
手が取れてしまうといったゾンビならではのことも起こるが、楽しめた。

これが應典院のトリ。明日と明後日はウィングフィールドのみ。明後日でHPFは終わる。
明日私は全国大会のため、松江に移動。

2007年7月31日

全国大会初日開会式

今日から全国大会。
8:00に会場に着くと外には誰もいなかった。しばらく待っていると、中で待ってくれという。入ると30人ほど待っていた。中で待つというのは余りないので、表示しておいてほしい。
8:30になるとホール扉まで進み、開場は8:40。
開会式は定刻に始まったものの15分押した。

全国大会初日上演1

北海道帯広柏葉(北海道代表)「ウエスト・サイズ・ストーリー」。
なかなか楽しめた。
思春期に関心をもちそうな話題。

全国大会初日上演2

香川県立高松工芸(四国代表・香川)「寂寞のせせらぎ」。
2年前の「HR~ホームルーム~」を思い出させる社会派。
問題を投げ掛けて終わる。
動きや台詞のタイミングがよく計算されている。

全国大会初日上演3

北海道札幌平岸(北海道代表)「屋根の裏のバイオリン弾き!」。
校舎建て替えのため生徒会室の整理をしていると、屋根裏への入り口を見つけ、そこに多くの荷物を見つける。
思い出。

全国大会初日上演4

追手門学院大手前(近畿代表・大阪)「あげとーふ」。
大阪府大会、プレ公演に続き3回目だが、少しずつ手が入り、パワーアップしている。

全国大会初日上演5

静岡県立富士(関東代表・静岡)「紙屋悦子の青春」。
戦争中の青春。
舞台奥に桜の木があるが、最初は花が咲いていないのが、途中で咲き、最後は散り始める。

2007年8月 1日

全国大会第2日上演6

今日は8:00の時点で100人ほど並んでいた。昨日の様子を見て早めた人が多いのだろうか。
静岡県立三島南(関東代表・静岡)「うぉーっっ」。
劇中劇に入ってからの方がよかった。それまでのところで笑い声が聞こえたが、私には何がおもしろいのか、おかしいのかわからなかった。
劇中劇で戦争を扱っていたが、今こそこういうテーマが必要なのかも知れない。

全国大会第2日上演7

岐阜県立岐阜農林(中部日本代表・岐阜)「躾~モウと暮らした50日」。
自分たちの学校生活を題材にしたようだ。
目的もなく入学した生徒が担当する牛の出産を機に変わっていく。

全国大会第2日上演8

栃木県立栃木(関東代表・栃木)「塩原町長選挙」。
架空の町の町長が急死しての選挙。今の選挙への風刺もあった。

全国大会第2日上演9

島根県立三刀屋(開催県・島根)「笑い女」。
時の異なる空間が重なっているようだが、しばらくわからなかった。
笑い女はこどもたちの話に登場する。
こどもの中に陰の部分が見えるのだが、明かされない。

全国大会第2日上演10

大分県立日田三隅(九州代表・大分)「ラビット・アイズ」。
卒業を控えた片思いの男女が3人。その片思いの向きを自分に変えたいのが2人。
装置が大きかった。そして教室の廊下を通る人が見える。

2007年8月 2日

全国大会第3日上演11

今日が最終日。電車の時間を調べてみると、最後の福島県立小名浜は諦めねばならず、これが私たちにとって最後。

岡山県立作陽(中国代表・岡山)「シャドー・ボクシング」。
いじめを題材にしている。いじめのシーンはシルエットで表現されている。
おばあさんがおばあさんに見えた。自分よりも年上だとこれくらい年齢を上げた方が演じやすいのだろう。

2007年8月 4日

3時のおやつ

鶴見商業の卒業生を中心とした劇団「3時のおやつ」を見て来た。「黒藻教授の閉ざされた回路」。プラネットステーション・パブリックスペースに袖幕も吊っていた。
懐かしい顔を見た。
話もおもしろかった。

2007年8月14日

ピッコロフェスティバル

ピッコロシアターで開かれているピッコロフェスティバルに行ってきた。
同じ大阪市立の学校が参加しているからだが、「中学・高校演劇の部」で中学校も参加している。
中学校の上演を初めて見た。やはりと言うべきか高校演劇とは異なると感じた。

大阪市立天王寺商業高校の演目は「Credo」。これは何度目になるだろう。作者が前任校で書いた作品で、元々は当て書き。恐らくはその初演になる同校の新人公演が最初。同年同校がその作品で近畿大会に進出。翌年工芸高校に転勤。工芸高校でも新人公演やHPFなどで上演。
少なくとも6度目。完全にイメージができあがっている作品なので、若干の違和感があった。

今日はツクツクホーシが鳴いていた。まだまだ暑いが秋は近づいているらしい。

2007年8月19日

10×10×10

今日は卒業生の創った劇団を観に行った。
路地を舞台にし、舞台に幅半間(90cm)の路地をつくった。奥行きを半間にしてしまった。
下手にそれより広い花道をつくり、その路地を出たところの広い通りにしてあった。
演技エリアが細い路地なので、照明も地明りよりもサスの状態。前明りも通常は舞台全体をカバーするのだが、これまたサスの状態。
在校中から思いもよらぬ芝居をつくっていたが。観客にも、作者でもあるその卒業生の元同級生が数名来ていて、ちょっとした同窓会のようだった。
私の行った回だけ、上演後にトークがあった。

2007年9月16日

発表会

部員の所属する劇団の公演を見た。
発表会のようなものであることが多いので余り気が進まなかったが案の定だった。
基礎練習の効果がしっかり確認できた。何しろ声が小さい役者が多い。合唱でも部員の声が目立った。

オペレッタなのだが、客席から指揮をするので楽譜が読めるように客電がしぼられているものの点いていて暗転が暗転になっていない。手元明りを用意すべきだろう。

どうもバミっていないようでシュートの合っていないサスがあった。

更に先日亡くなったテノール歌手が総指揮と兄弟弟子だからと劇を中断して歌を歌った。終わってからにすべきだろう。

アマチュアだからと盛んに言い訳していたが、小劇団は本業を別に持っているという意味からはアマチュアの劇団。小劇団がそんな言い訳をしたら観客を失う。観客の大半が身内のようだが、そんな仲良しクラブの公演は見たくない。

2007年9月28日

DNA

今日は劇団自由派DNAの「Simple bird」を見た。
まだ初日なので詳しくは書かないが、ある意味ではハッピーエンドだがある意味ではハッピーエンドではない。
なかなか考えさせてくれる。
再演なのだそうだが再演する理由もわかる気がする。

2007年12月23日

「おとなりさん」

今日は無名劇団の「おとなりさん」を観に行った。
追手門学院大手前の顧問が主宰しているが、そこの卒業生というわけではないらしい。
今日の役者は追手門学院の卒業生が2人、追手門学院大手前の卒業生が2人、もう1人は分からなかったが、終演後聞いたところではA地区の他校の3年生。スタッフに金蘭会の卒業生がいた。

ストーリーは25日まで公演があるので、詳細は記さないが、マンションの隣同士の部屋での話が進行する。その2つの部屋がどうつながってくるか。そして、意外な結末。

劇場は元バー。今もバーとしても使える。今日は終演後にそこのマスターとのアフタートークがあって、バーから劇場への変身の話。

2008年1月13日

春秋座

今日は春秋座を観に行った。
せっかく京都に行くので、少し歩きたいと思って、部員を誘ったら4人が同行した。
四条京阪から八坂神社、平安神宮、南禅寺、哲学の道を行った。
女子駅伝が春秋座のある京都造形芸術大学前を通るので、早めに着くようにした。

近畿大会では1校も見ることができなかったので、近畿大会の作品としては初めて見る。
まずは神戸龍谷の「アジアの純情」。
アジアの小国(架空)のどうにもつまらない映画の吹き替えをする。それも声優2人だけで声色を変えながら。しかも内1人はハプニングにより、運送屋が務めることに。
スポンサーの無理難題もある。最後の方で、この映画の本当の目的がわかる。その小国は隣国によって脅かされ続けていて、いつ滅ぼされるかわからないので、支援を訴えていた。そして、それが現実のものとなったとの報せが入る。
なかなか考えさせられた。

続いては立命館の「人の川」。
コンクールではできなかったであろう、それぞれの空間ごとに分けられた照明。それぞれの空間では同時に演技が行われている。しかし、アクティブな空間は一つ。そこでだけ台詞が発せられる。しかし、せっかく空間ごとに照明が分けられたのだから、照明もそのようにすればよかったのではないかと思った。
謎の女性が核となっている。その女性が死ぬのだが、非現実的な展開。何かの象徴のようだが、つかみきれなかった。

大阪からほとんど来ていないようだった。客席も例年ほどは埋まっていない。どうも例年は大阪からの観客が多かったようだ。たしかに大阪の学校が出場しているときは府大会合評会で案内があるが、今回はなかった。
昨年とは異なり、40分の休憩と入れ替え。再入場は半券を示す。

2008年2月 2日

維新派を見た

春秋座に維新派の「nostalgia」を観に行った。維新派の芝居を観るのは初めて。

芝居が台詞で進行しないので、しんどかった。

ブラジル移民の話だというのはわかった。

何となくはわかるのだが、話の展開をつかむのに苦労する。

2008年2月16日

オペラ座の怪人

劇団四季の「オペラ座の怪人」を観てきた。
大がかりな舞台装置が数多く出てくる。
そして、手品の手法が使われる。役者が突如舞台上に現れる。そんな印象なのだ。
地明かりを使わず、暗めの照明になったときは気をつけなければならない。サスだけの時に暗い部分で役者が待機するというのはよくあるが、照明が当たっているところから現れる感じなのだ。他の部分に観客の視線を集めておいて、黒い布などで隠れていた役者が出てくるのだろうと思う。見事に騙され続けたので、確信はない。

その後別の芝居を観るつもりだったが、時間つぶしをしていたら、疲れてしまった。その時点でまだ2時間半も時間をつぶさねばならなかったので、諦めることにした。明日も芝居を観る予定なので。

2008年2月17日

北摂高校生演劇フェスティバル

北摂高校生演劇フェスティバルを観た。

まずは大教大池田の「銀河旋律」。
キャラメルボックスの作品で、よく演じられる。
音が大きかった。台詞が消されるほどではなかったが。

続いて、金光藤蔭の「アト」。
一人芝居。府大会に出ていたが見ていないので初めて観た。演劇部を題材に好演していた。

昼休みをはさんで関西大学第一の「√2」。
入れ替わりもの。母親と息子が入れ替わる。入れ替わった後の演技がうまくいっていたように思う。

次は金蘭会の「みどりちゃん」。
府大会と近畿大会に出ていたが見ていない。
これまでの芝居の作り方と違うように思う。集団で芝居を作るのは同じだが、一人一人にはっきり個性が与えられていたように思う。

最後は箕面東の「Alone」。
府大会で観たが、小屋の大きさが違う。おそらくはこちらが本来の大きさ。
胎児を扱っているのはわかるが、個々のシーンが何を象徴しているのかはわからない。

2008年2月23日

動物園が消える日

近畿大学で行われた実習公演を観に行ってきた。
「動物園が消える日」作・演出:唐十郎
工芸演劇部卒業生が出ていたので。
1場物。演技の仕方などが旧い芝居の作り方のような気がした。
キャストのメンバーは同じだが、役を一部入れ替えて二組を作り、それぞれが2公演ずつを行っている。両方観るとおもしろいだろうとは思ったが、それは諦めた。

2008年3月 1日

春季全国大会申し込み

今日から春季全国大会の申し込み受付が始まった。
全国高演協のページで申し込みができる。
私は先ほど申し込みをした。ただ、1校ずつ申し込まねばならないため、とても面倒くさい。申し込むとメールが届くので、それを印刷して提示することになる。

2008年3月28日

春季フェス初日

今日から春季フェス。
演劇部を放っておいてやってきた。

まずは南関東代表(茨城)茨城県立土浦第一高等学校「Be More Tough!」
何とゴキブリをネタに芝居をつくってしまった。生物部が文化祭での研究発表の対象に選んだのがゴキブリ。

続いて中部日本代表(愛知)愛知高等学校「品川心中」
古典落語を原作にしている。
和服を使用しているが、早着替えがあるというせいもあるかとは思うが、着付けに難。

最後は四国代表(愛媛)愛媛県立川之江高等学校「犬山さんと猫田さん」
ほとんど二人芝居。もう二人が少しだけ登場する。
犬山と猫田は同じクラス。その二人が家出(?)をする。

なかなか楽しめた。すべて終わってから出てくると雨がぽつぽつと落ち始めた。1校ごとに入れ替えで外に出なければならない。そのときに降らずによかった。

2008年3月29日

春季フェス第2日

まずは中国代表(岡山)岡山県立岡山操山高等学校「ホーム」
後妻の連れ子が先妻の子を呼ぶ。父が病気だったためだった。しかし、先妻の子は離婚のいきさつから心を開かない。
家族とは何か。
照明で夜になったかと思ったらどうもブルー暗転だったらしい。もう少し工夫してもらいたい。

次は九州代表(鹿児島)津曲学園鹿児島高等学校「解体新書」
文化部の部室がある生徒会館が演劇部新部員のしかけた爆竹によるボヤが原因で解体されることとなる。
演劇部は顧問が責任をとって辞任。演劇部は休部状態に。大会の結果を進路に利用しようとしていた3年生の部員はその道を絶たれる。それから4年後。

最後は北関東代表(栃木)栃木県立宇都宮女子高等学校「自転車置き場に午後6時」
学校の自転車置き場。生活指導の該当者による清掃が行われている。さまざまな人間模様が描かれる。
ホリが夕焼けを表していたのが夜に変わっていったが、地明かりは昼。
終わりのほうで客席のあちこちですすり泣くような様子があったが、「生まれてこなければよかった」という台詞のためだろうか。

2008年3月30日

春季フェス最終日

まずは北海道代表北海道苫小牧南高等学校「sakippe(サキッペ)」
ある小学校の用務員の話。小学生とその10年後とを演じた役者がいるが、それぞれその年齢に見えた。
廃山になった炭坑が背景にある。

続いて近畿代表(兵庫)神戸龍谷高等学校「アジアの純情」
春秋座での公演に続き、2度目。2度目なので、伏線などがよくわかった。

最後が東北代表(山形)山形県立山形東校等学校「ぜろ2007」
男優ばかり。笑いもあちこちに。しかし、生と死について考えさせられる。

2008年4月12日

お気に召すまま

関西大学第一高校が「お気に召すまま」を上演するというので、観に行った。
役者などが異なるので、完全に同じというわけにはいかないというのは当然のことで、オリジナルの雰囲気を維持できたというのはよく頑張ったと言っていいと思う。
もちろん、これはこの役者には合わないなと感じた箇所があるにはあったが。
惜しむらくは、舞台と客席が同じ平面なので、前の客で見えない部分ができてしまったことだろう。低い位置でもいろいろとやっているはずなので。

2008年7月19日

HPF始まる

今日からHPF。
應典院に行った。
大阪教育大天王寺「ブラックホテル→ホワイトホテル」
パラレルワールド。怪盗やらいじめやら。同じ役者により異なる話が展開。消化不良のまま次へと移っていく。
最後の方で、ようやくそれぞれがパラレルワールドにおける「同一」人物だったことがわかる。
場面転換は舞台上に置かれている人形の位置を変えたりする程度。それを黒衣が行うが、役者の一人が兼ねている。場所が変わるのはわかるが、もう少し何とかできないものか。あれでスィートルームというのも安直に過ぎないか。

2008年7月20日

HPF2日目

今日は應典院で鶴見商業。「おもちゃばこ」
オーソドックスな芝居の作り方。
卒業制作で同じコンセプトで競う2つのグループ。

2008年7月21日

HPF3日目

今日はHPF3日目。
今日も應典院。清風南海。「世界の果て」
一人の部屋に集まっている女子高校生。その部屋の主がそこを「世界の果て」と呼んでいる。
だから?と思ってしまった。

2008年7月22日

HPF4日目

今日からはウィングフィールド。
茨木東・北摂つばさ。「いやん★」
オムニバス。「人物園」「まちあい」「はなさかちゃん」
人物園は女性が想っている男性から告白について相談をメールで受けると自分に対するものと思い込むことから始まる。ちょっと不思議な世界も登場。
まちあいは2組の男女(一方はカップル)が織りなす不思議な話。滑舌が悪く展開がわからないところがあった。
はなさかちゃんは父と娘の話。娘が小学生から成人まで成長していく。とてもいい父娘関係。

この作者、実は第1作で終わってしまうかも知れなかったという危機があったということが独自パンフレットに書かれている。それを当時別の学校にいたここの顧問が救ったという。一言の怖さも述べられている。

2008年7月23日

講習会とHPF5日目

今日は市芸文連の講習会。
演技班が4班に分かれて同じ脚本を使って芝居を作る。照明と音響の班もそれぞれに分かれて付いて担当する。同じ脚本で全く異なる芝居を見比べることができる。
私は照明の担当。午前中は基本的な内容の講習をし、午前の最後に担当する班の練習を見に行かせてプランを立てさせた。いろいろと伝えたいことはあるけれど時間が限られているので、ほんの一部だけ。

終わってから工芸の部員の一部を連れて精華小劇場へ。金蘭会「ロープ」野田秀樹作品。
なかなか重いテーマ。しかし、2時間を感じさせないのはさすが。

2008年7月24日

HPF6日目

今日はウィングフィールドへ。千里。「情熱の彼方」
多分あれは幽霊だと思うのだが、「逃げた」としか表現されないし、「戻ってこい」とか言われているので、確信がもてないうちに終わってしまった。「逃げた」ってどこへ?
部室に住み着いているとしか思えない部員が出てくるし、いろいろと悩まされる作品。

2008年7月25日

HPF7日目

今日はまず精華小劇場へ。
追手門学院「キル」
野田秀樹作品。世界征服(制服)というダジャレでテムジンはテーラー。
150分を超えていてさすがにきつかった。

終わるとウィングフィールドへ。
扇町・咲くやこの花「美しい季節」
4人姉妹の話。猫が人語を解するのだが、その話は人間には理解されない。つまり会話が成立しないのだが、人間の本心を解説している。うーむ。ちょっと中途半端な位置づけと思った。

2008年7月26日

HPF8日目

今日もウィングフィールドへ。
箕面・箕面東「満チ引キ」
人魚を食べると不老不死になるという。
箕面東のパワー健在。

2008年7月27日

HPF9日目

今日は金光藤蔭・大阪女学院「うさぎんぎょ」
チラシや統一パンフでは金光藤蔭だけが書かれている。当初はその予定だった。独自パンフには「家庭の事情」としか書かれていないが、のっぴきならぬ事情で部員がいなくなってしまったとのこと。そこで急遽大阪女学院に助けを求めたところ、現役は別の公演を抱えていたので、受験で引退している部員が応えてくれたとのこと。
そんな事情でリーディングの形が取られた。動きが全くないわけではないが、台本を持ちながらの演技。当然制約がある。

2008年7月28日

HPF10日目

ウィングフィールドは今日まで。
近畿大学附属「青木さん家の奥さん -近高08夏バージョン-」
知っている人は知っている南河内萬歳一座の作品。

2008年7月29日

HPF11日目

今日は当番校。
受付などを手伝った。
関西創価「あなたがここにいてほしい」
1年生ばかり。スタッフには3年生がいたようだが。
1年生ばかりというのは厳しかったと思う。
ドアのノックは入るのに、激しく打ち叩くのは音がなかった。
話が少し古い。どうも発表されたのは今から10年ほど前のようで、携帯電話の状況は今と随分異なる。当時高校生ではポケットベルからPHSに移った頃のはず。

2008年7月30日

HPF12日目

今日は大谷「赤ずきんちゃん!?」
赤ずきんかと思うといきなり狼の腹の中。
そこへいろいろな話の主人公が来ては寒天ブラザースによって連れ去られる。
そうしているうちにいつの間にか赤ずきんを演じている役者の話になる。
2年前の「とんとんとん拍子」で使われたフェンスがそのまま使われたのには驚いた。

2008年7月31日

HPF13日目

枚方なぎさ「煙が目にしみる」
時々上演されるのでご存じの方もおられることでしょう。
大阪市の芸術祭でも上演されたことがあります。ただ、私は通常は調光室にいるので、舞台を余り見ることがない。だから、きちんと見たのは今回が初めて。
父の葬儀を思い出した。細部は実際と異なる部分があると思った。折角作るなら頭蓋骨も作ると実際をほぼ再現することになると思ったが、リアル過ぎる?

2008年8月 1日

HPF14日目

関西大学第一「アロハ色のヒーロー」
もう少し装置を工夫するとよかったのではなかろうか。
なかなか元気な舞台だった。

2008年8月 2日

HPF15日目

大阪信愛女学院「エトワールと青い月 -Kind too Death-」
前説で3人が出てきたが、1人ははっきりと聞き取れるのだが、肝心の中身を分担している2人がぼそぼそと言うので、聞き取りにくかった。これでは前説の用をなしていない。
創作なのだが、設定をきちんとしてもらいたい。死に神は他の人には見えないのだから、たまたま見える人に出会ったからと言って、慌てる必要はない。他の人を呼ぼうが、信じてもらえるはずもないのだから。
紅茶の解説など要らない。作者が趣味に走っているところは余り強く言えないのだが。
サスが点いても役者がなかなか入らない。シルエットにしているところを退場する役者が横切った。自分たちで舞台をぶち壊している。

2008年8月 4日

HPF17日目

プール学院「延長なさいますか?」
何かと思ったらカラオケ。
うーむ。高校生たちがカラオケでどんなことをしているかはよくわかったけれど。
どうも楽屋ネタ満載のようで、部外者である私は置いてけぼりを食った気分。近くの身内らしい観客には大受けだった。
SSで通路を表現していたようだった。特に誰かに当てているのでもない。広げているので、周辺である部屋も明るくなっている。だからSSが点いているのがわかる。うーむ。こんな使い方は普通はしない。画期的なのか、邪道なのか。

2008年8月 6日

HPF19日目

今日は昼から節目検診を受けた。節目の年齢に受けるという意味らしい。これを受けるのは出張の扱い。必ず受けろということらしい。検診を出張で受けるというのは妙な気分。初めて受けるので、どうやら最近できた制度らしい。
バリウムを飲んだので、下剤を飲まねばならず、HPFに行こうかどうか迷った。
会場に着いてもまだ迷っていたが、まあもちそうだと思ったので、観ることにした。

今日は大教大池田「ビー・ヒア・ナウ BE HERE NOW」
鴻上作品。
音楽が大きくて台詞を消している。
この役者は1年生だろうと思いながら見ていて、終わってからパンフレットで確認したら、やはりそうだった。
サスがほとんど真上からになっていた。前明かりがないので、幽霊のようになっていた。1度だけ前からも当たっていたので、演出の意図?

2008年8月 7日

HPF20日目

ついに最終日。
南「もしもだれかが」
謎の人物が登場する。どうやら一人にしか見えないらしい。
友達の一人とトラブルを起こし、最後には見えている一人の別人格であることがわかる。
もう少し深めてほしかった。
30分で終わってしまった。

2008年8月 8日

全国大会

全国大会を観に群馬県桐生市に来ています。
開場前に並びましたが、日向でした。ちょっとずらしてくれれば一部ながら日陰に入れるのに日向でした。
しかも一列にさせるので、列が恐ろしく長くなっていました。
開場してホール入口では2列と言っていました。
こんなひどい運営は初めてです。

きわめてまずい運営

午前と午後で入れ替えなのだが、当然午前と同様に外で並ぶと思い、並んでいた。
ところが暑いという苦情で中にも列が作られていた。
この件について理由も示さず外の列を中に移した。
今別々に列が作られているが、どうするのだろう。

全国大会初日

神奈川県立大船高等学校(関東:神奈川)「山姥」
8年前の浜松大会で見た作品。詳細は記憶から消えているが、演出は基本的に元の作品のものを踏襲しているようだ。
元の作品でも生の音がほとんどだった。

東京都立東高等学校(関東:東京)「羊のお水さようなら」
「羊のお水」は「羊水」のことだろうと見当はついていたが、ずばり「出産」で芝居を作ってしまうとは思っていなかった。

青森県立青森中央高等学校(東北:青森)「河童」
いじめを扱っている。人間を対象としないことでかなり深く扱うことができたのではないか。

島根県立三刀屋高等学校(中国:島根)「暮れないマーチ」
謎の双子の少女が登場。照明が素晴らしい。今回も最後のほうで、まだ終わっていないのに拍手が起きたが、狙っている?

北海道大麻高等学校(北海道)「カノン」
1人が年齢の異なる役を演じていくが、演じ分けられていないと思う。また、シーンが突然変わるところも照明などでもっとわかりやすくすることができたのではないか。

さて、既に書いているように、今回の大会では熱中症にしようと意図しているのではないかと言いたくなる。
全国大会を観客として見たことのあるスタッフがいないのではないか。島根大会を視察しているはずだが、「視察」ということで特別扱いを受けたのであろう。長い列を作ってみたり、抗議によって変えたのを周知しないとは何事か。私のように毎年のように見ている者は午後は並びなおせと言われれば午前と同じように並べという意味に解する。まさか変えているなどとは考えない。そのためできた2種類の列を同等に扱うとは不公平ではないか。
明日はまともな扱いを期待する。

2008年8月 9日

全国大会第2日

藤ノ花女子高等学校(中部日本:愛知)「幸せになぁれ」
妊娠に関する話。パネルを象徴的に使ったりしていた。

新島学園高等学校(開催県:群馬)「りょうせいの話」
3人しかいなくて閉鎖が決まっている寮での話。想いを寄せる女子生徒を共通の趣味であるミュージカルに誘おうとする。なかなか楽しかった。

長野県岡谷南高等学校(関東:長野)「オイディプス」
ギリシャ神話である「オイディプス」を現代風にアレンジしている。しかし、マスコミ批判がメインのようにも思える。

高知県立春野高等学校(四国:愛媛)「駈込み訴え」
一人芝居。道具も使わず、台詞だけと言える。最近は延々と聞かされるのは大変に疲れる。そのため、聞くことを放棄してしまった。だから、全くストーリーはわからなかった。
照明もときどき変えていたが、床に映るだけの照明なので、1階席からはその効果はほとんどわからなかっただろう。

山形県立置賜農業高等学校(東北:山形)「どんがら山奇譚」
自然災害のために仮設住宅に暮らす老人が村に戻ってしまった。連れ戻しに行った2人の前に何人もの村人が現れるが、実は座敷童だった。

今日も運営のことについて。
午後並びなおすときには6列にしているのに、午前は1列なのはなぜ?列を長くする理由が全く理解できない。
それとわざわざ入場券を印刷しているが、そんなものが必要なのか?毎回変えているので5種類も作っていることになるが、金の無駄遣い。

2008年8月10日

全国大会第3日

大分県立日田三隅高等学校(九州:大分)「ボタン」
ほのぼのとした話。

和歌山県立向陽高等学校(近畿:和歌山)「Leaving School〜振り返ることなく、胸をはって〜」
福井大会での上演を観たことがある。
ジーンと来た。

前日最後の放送では開場は8:50と言っていたのに9:00に開場した。昨日も今日も。連携が悪すぎる。

全国大会審査結果

最優秀賞:青森県立青森中央「河童」
優秀賞:島根県立三刀屋「暮れないマーチ」
優秀賞:新島学園「りょうせいの話」
優秀賞:長野県岡谷南「オイディプス」
創作脚本賞:新島学園
舞台美術賞:新島学園

2008年8月13日

ピッコロフェスティバル

ピッコロシアターに行ってきた。同じ大阪市立の高校がピッコロフェスティバルに参加しているので。
少し早く着いたので、その前の上演も観た。「ナツヤスミ語辞典」中学と高校が合同で上演したようだ。これはキャラメルボックスのよく知られている作品なので、何度か観ている。しかし、どうも中学生が混じるとかなりの差を感じてしまう。誰が中学生で誰が高校生なのかは表示されていないのでわからないが、どうも中学生が多いと感じた。中学校演劇は余り観ていないが、どうも中学生と高校生との間には大きな壁があるように思う。

本命の方は「ハンバーガーショップの野望」コメディーに分類できるのではないか。おもしろかった。

2008年8月23日

HPF閉幕セレモニー

今日はHPFの閉幕セレモニー。
講評委員からの講評を聞くなどした。
恒例の小道具プレゼントも盛り上がっていた。

2008年8月25日

青春舞台

今年もNHK「青春舞台」のサイトがつくられている。毎年同じURLなので、「お気に入り」に登録しておけば、毎年使える。ただ、この時期にならないとリンク切れになってしまうが。
「ご意見・ご感想・メッセージを送る」があるので、送ることができる。送られたものはまだ見ることはできないようだ。
本番中にメッセージなどを送りたいが、学校で活動中なので、録画したものを見ることになってしまう。

2008年9月13日

嵐になるまで待って

今日は演劇部の練習に付き添った後、キャラメルボックスの「嵐になるまで待って」を観た。
シアターBRAVA!ってどこだと思ったらMBS劇場ではないか。名前が変わってから初めて行った。

サスペンスに分類できるのではないか。2時間の長さを感じさせない。他の人が気付かないことを気付いてしまったヒロイン。
手話が出てくる。しかも手話だけの会話もあるので、手話も知っているとすべての会話を理解することができる。私は手話を解しないが、当然そういう人を対象につくられている。

演劇部の顧問をしていると、こういう芝居はなかなか行く機会がない。マチネはまず絶望的だし、ソワレも先の予定が立たないので、予約がしづらい。今回はキャラメルボックスからメールをもらって、今日のソワレが空いているということだったので、すぐに予約を入れた。

2008年11月29日

「現代孤児の歌」

劇団大阪新撰組と妄想プロデュースの「現代孤児の歌」を観に行った。
常任委員が役者をしているからなのだが、ウィングフィールドに着くと、卒業生など知った顔が数名。もちろん同じつながりからだろう。
さらに、府大会の審査員のうち2人も見かけた。どうやら別のつながりのようだが、この世界狭いものだ。

2008年12月26日

近畿大会第1日

今日明日と近畿大会が和歌山市で開かれる。
朝はかなり冷え込んだ。震えながら会場の和歌山県民文化会館へ。

まずは和歌山県立那賀高校「Break Through」。生活指導ネタ。主役がなかなか好演していた。証言して救うのかと思わせながら、そうはならず、退学させられるなど、予想をはずしてくれるのもいい。

京都府立西乙訓高校「すいへいせんに浮かぶ傘」。演劇部が舞台。身近にありそうな話。劇中劇が実は話の要を語っている?

大阪府立箕面東高校「誰」。府大会では1校も見ていないので、初めて観た。自分たちのスタイルを作りつつある?ストーリーの展開を追うのが少ししんどい。

奈良県立法隆寺国際高校「TUBE!?」。架空の国の物語。結構突拍子もない展開。架空の国の話ながら、現実の社会をかなり痛烈に批判している。

兵庫県立加古川東高校「お通夜」。このタイトルでこれだけ笑わせるのは不謹慎だと突っ込みたくなるほどよく笑わせてくれた。

金蘭会高校「小さい秋見つけた。」従来と違うスタイル。従来のスタイルを感じさせるのは小学生4人組くらい。2間の高さのパネルが舞台奥を埋め尽くしていた。この会場では高さがきりぎりだった。

一緒に行った部員の一人が充実した一日だと言っていた。その通りだと思うし、そう思ってくれたなら、連れて行った甲斐があるというもの。

2008年12月27日

近畿大会第2日

昨日に続き、県民文化会館へ。昨日と比べると、風がない分、寒さがましだった。
審査結果については、高校演劇情報をご覧ください。

滋賀県立膳所高校「路上の花束」。「誰でもよかった」という殺人を取り上げている。生徒創作。意気込みはいい。ただ、やはり生徒の手には重すぎたように思う。

兵庫県立伊丹西高校「あらま星」。ここも笑わせてくれた。「好色十五歳男」(こうしょくいろつきおとこ)を思い出した。その作者の手が入っているからある意味では当然。

岸和田市立産業高校「じーんブライド ~6月雨のち寮想い~」。部員から話は聞いていたので、楽しみにしていた学校。なるほど面白い。

和歌山県立和歌山北高校「愛を探して -演劇一遍聖絵物語より-」。2人芝居。他校とは全く異なる静かな舞台。ただ、「今の台詞は完全に素に戻ってしゃべっただろう」と突っ込みたくなったところがあった。

2009年1月10日

ジョリー・ロジャー

ファントマの「ジョリー・ロジャー」を観てきた。
シアター・ドラマシティーってどこだ、と思ったら、昔「飛天」だったところ。正確にはそこのメインホールがかつて「飛天」だった。
2時間半。その長さを感じさせない。楽しめた。

2009年1月11日

大阪少女

今日は無名劇団の「大阪少女」を観た。これは「大正編」「昭和編」「平成編」があり、それぞれが独立した芝居。その「昭和編」と「平成編」を観た。それぞれが1時間ほど。
18:00開演で初めての場所なので、間に合うか心配だったが、間に合った。「昭和」といっても、初めの方で私の知る頃とは随分違う。バレンタインデーは40年前でもまだ一般的ではなかったが、既にその頃に広告が出たりしていたらしい。私がバレンタインデーのことを知ったのは英語の教科書。だから今の状況は私の理解を超える。
「平成編」は19:30開演。まさに今。
それぞれの時代の少女をテーマにしている。「大正編」を観る機会がなかったのが残念。

2009年2月15日

第8回北摂高校生演劇フェスティバル

第8回北摂高校生演劇フェスティバルに行ってきた。
御多分に漏れずというべきか、補助が打ち切られることになったとのこと。支援金のお願いが入っていた。
一口1000円、お志ある方は郵便振替で00900-9-80354「(特活)北摂こども文化協会」へ。

さて、演劇部の2年生2人、3年生2人と行った。2年生は学年考査が次の木曜日に始まるので、よく来たと思う。

最初は追手門学院大手前高校「もんすたあ」
舞台装置が凝っている。壁を建てた感じだが、実は出入りできる仕掛けを作っている。心の奥底に潜むもんすたあを取り上げている。ここは殺陣を好んで取り入れるが、練習不足が否めない。コンクールの時とキャストが変わっているとのことではあるが。

続いて箕面高校「へんなの」
タイトル通り変な展開。懐かしいような感じもある。

午後は桜塚高校「カレーライスはお好き?」から。
遺言状を隠したので探せという父親の死から起きる騒動。自筆遺言状の要件は調べたと見える。最初の4枚のメモが見つかった段階では、そんなもの遺言状ではないと思いながら見ていたが、ちゃんと本物を探し始めた。しかし、どうも別のものが印刷されたものの裏を使っているように見えたのはいただけない。

続いて交野高校「ケース by ケース」
美術室が舞台。うーむ。部員にここの感想を聞くのはやめておこう。

最後が追手門学院高校「I Was Born」
オープニングで度肝を抜き、しっかりとつかんで離さないのはさすが。しかし、2人が刺された場面で醒めてしまった。一緒にいた仲間が背後から刺され、何事が起きたかつかめないという段階まではいい。しかし、犯人が逃走したわけではなく、すぐそばにナイフを持ったままいるのに、確かにすぐに襲う様子は見せてはいなかったけれども、刺された仲間を抱えたまま漫然と犯人の方を見ているだけというのには、それは違うだろうと思った。この場面は相当の緊張感があるはずなのに、全く見えなかった。明らかにもう襲ってこないだろうと知っているように見えた。ちゃんとここまで作ってほしい。

昨年まで昼食に利用した店が廃業し、閉まっていたので、昼食に困った。これも不況のせいだろうか。

2009年2月22日

春秋座

今日は春秋座を観に行った。
ただ行くだけはちょっともったいないので、四条河原町から歩いた。
車椅子駅伝をしていた。
今年から全席指定席になったようだ。昨年まではいい席を取ろうと早く入場することを考えたが、今年はその必要はない。

まずは金蘭会高校「小さい秋見つけた。」近畿大会に続き2回目。高さ2間のパネルがその大きさを感じさせない舞台。近畿大会の時は上手の前の方だったのが、今回は上手ではあるが、もう少し後方で多少正面に近づいたので、少し印象が違った。いつもながらのできだったが、コンクールからずっと同じ芝居を続けているからか段取りが良すぎて流れているような印象のところがあった。

続いて加古川東「お通夜」これも近畿大会に続き2回目。玄関と居間の間の壁が増えていた。もっとも下の方だけで、向こうが見えるようになっていた。前回同様笑わせてくれた。プログラムを見て1年生が多いのに気付いた。役者では1年生が6人、2年生が3人。全国大会はオリジナルキャストのままで臨めるではないか。1年生とは思えない役者が多い。2年生が多いかと思っていた。

2009年3月 2日

自由劇場

La Harpeが届いた。春季フェスのことが載っていて、申し込みが3月2日(月)16:00~となっているが、先ほど確認したところではまだ申し込みができない。

2009年3月22日

少女仮面

近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻が唐十郎作「少女仮面」を東京で公演するとのこと。3月28日(土)と29日(日)。演劇部OGも出演する。そのプレ公演が近畿大学で行われた。部員を連れて観に行った。

2009年3月28日

春季フェス2日目

春季フェスは昨日から始まっているのだが、今年は二次選抜があったために今日からとなった。
最初は北関東代表新島学園高校(群馬)「サボリバ」
保健室が舞台。ほとんど2人芝居。一人は生徒会長に立候補している。立会演説をめぐっての話。

次は東北代表宮城県第三女子高校(宮城)「タマゴの勝利」
不思議な話。

最後は北海道代表北海道北見北斗高校(北海道)
野球の指導を受けてきた父親が亡くなり、転居することとなり、野球をやめようとしている高校生の話。

どれも力作だった。

2009年3月29日

春季フェス最終日

まずは南関東代表拓殖大学第一高校(東京)「音楽劇・山姥」
浜松大会での初演と昨年の桐生大会での上演を見ている。桐生大会のものは初演に似た作り方。しかし、今回は「音楽劇」とついているように独自の解釈で構成し直している。

続いて中部日本代表愛知県立刈谷東高校(愛知)「便所くん~男だけの世界」
便器を擬人化してくるとは。男子便所まで追いかけてくるような女子生徒にいじめられている男子生徒を便器が助ける。その女子生徒が逃げようとして足を捉まれ、蹴るのだが、どう見ても本気で蹴っている。蹴りはかなり危険なのだが。

最後は中国代表島根県立三刀屋高校(島根)「みなそこへいけ」
このタイトルには騙された。プログラムを読めば予想はできたかも知れないが、一切の予断を持ちたくないので、そういったものも見た後で読む。だから、上演前にタイトルが読まれたときには驚いた。漢字で書けば「水底平家」
例によってと言うべきか、10歳の少年がタイムスリップか何かで安徳天皇となって源平の戦いに巻き込まれる。壇ノ浦の戦いで皆海の藻屑となってしまう。少年は安徳天皇として扱われるのだが、その意識は元の少年のまま。戦をやめるよう訴えるのだが、「平成」では戦はなくなっているのかと問い返されてしまう。

2009年4月18日

容疑者Xの献身

キャラメルボックスの「容疑者Xの献身」を見に新神戸オリエンタル劇場まで行って来た。うーん、遠い。しかし、よかった。
原作は東野圭吾の同名小説なので、内容はご存知の方もおられることでしょう。原作は読んでいないので、どの程度忠実かは知らない。
石神に関しては共感できる部分も多かった。長らく忘れていた数学に対する思いも思い出した。日々数学に接しているではないかと言われそうだが、高校の数学と大学の数学の隔たりは大きい。だから、たまに専門書を読んでみたりはしているのだが。

2009年5月 2日

プラズマ

無名劇団の「プラズマ」を観た。
四面舞台。舞台の周りを客席が囲む。舞台の周りにいくつかのオブジェが置いているだけで他に装置はない。私の席の近くのオブジェにしかけがあった。
明日も公演があるので、これくらいに。

2009年6月 7日

ピストル×ミルクティー

5日の地区代表者・常任委員合同会議の後、表題の劇を観に行った。
結成されたばかりの蜂蜜♡梅酒の第1回公演。演劇連盟常任委員が2人キャストに入っており、スタッフにも1人入っている。
女が睡眠薬入りのミルクティーで自殺しようとしているところに男が入ってくる。女は慌てて隠れるが、女が置いたミルクティーを男は飲んでしまう。男はピストルを持っており、自殺しようとしていた。女はやむなくピストルで自殺する、というとんでもない幕開き。
あの世での珍妙な展開がおもしろい。

2009年6月13日

親の顔が見たい

表題の劇を見た。部員を二人連れて行った。
畑澤聖悟氏作。その作者が来場されるということでこの回を選んだ。
舞台を客席が囲んでいる。完全な一場物。
学校の会議室に数名の保護者が集められている。そういう事件が起きたらあり得る展開。
脚本の掲載された本を買った。帰りにサインしてもらっている人を見て、私もサインしてもらった。こんなミーハーなことをしたのは、ナンタを見たとき以来で、2回目。

2009年7月18日

HPF開幕

今日は学校見学会が午前中にあった。
午後は演劇部が初通し。
今日からHPFが開幕。工芸高校では部活動は5時までというルールなので、終わってからシアトリカル應典院に駆けつけた。
鶴見商業「カラ フ ル」。「変わった人たち」の物語。「変わってる」とは何かということを問いかける。
パントマイムをするシーンを2人の3年生が演じたが、さすが3年生。
照明はSSを活用したりしていた。

2009年7月20日

HPF3日目

今日も通しをした。
音響と照明を1年生が担当しているが、やはり経験が少ないせいかタイミングに問題がある。
役者も1年生は指示をなかなか超えられない。

HPFも3日目。シアトリカル應典院で関西創価高校の「ヒトリボッチ?」
今の3年生が新人公演で上演した作品。ネット作品は使わないようにと呼びかけられている。著作権問題をクリアできない可能性があるため。それはともかく、当時も感じていた問題点を再確認することとなった。

2009年7月22日

HPF5日目

今日からウィングフィールドでも始まった。
今日はシアトリカル應典院へ。関西大学第一高校「淑女のお作法」
「マイフェアレディー」だと思った。粗野な女性を淑女に仕立てるという点だけが共通点だが。
なかなか楽しませてもらった。

2009年7月23日

HPF6日目

今日も通しをした。
今日はHPF6日目。今日もシアトリカル應典院に行った。
大阪産業大学附属中学校・高校「ラジエルの書」
中学校と高校が合同で作っていた。作者は中学生。
えっ、本の中身だった?という芝居。

2009年7月24日

HPF7日目

今日は終業式。エアコンが設置されて夏休みにも授業をすることとなって、当初の予定は22日だったが、新型インフルエンザによる休校のため2日遅れた。

まずは精華小劇場で追手門学院高校「赤鬼」。金蘭会が上演したのは覚えていたが、追手門学院も過去に上演したのは覚えていなかった。しかし、舞台装置を見て思い出した。細部は思い出せないが、同じような演出だった気がする。ろくに思い出せないくせに比較してしまうので、採点が辛くなってしまう。

続いてはウィングフィールドで箕面・箕面東の「百年たったらはじめよう」。随分作り方の異なる芝居を2本見たことになる。こちらの作り方は固まってきたような気がする。悪いことではないが、違う作り方を見てみたいと思う。

2009年7月25日

HPF8日目

今日はHPF8日目。
今日もシアトリカル應典院に。枚方なぎさ高校「ちゃんとした道」。
どうということのない(?)シーンで始まるが、妙な人たちが次々に登場してくる。それらがつながっていく。
帰ってから劇団四季の「ウィキッド」を予約。予約を取るときは結構日程を考えないと行けなくなる恐れがある。既にキャラメルボックスも予約してあるが、本当に行けるかどうか、当日までドキドキ。

2009年7月26日

HPF9日目

今日はまず精華小劇場で金蘭会高校「プロパガンダデイドリーム」。
鴻上尚史による痛烈なマスコミ批判。小気味いい。
続いてシアトリカル應典院で大谷高校「スリーピングビューティー?」。
中学生も交えていつもの大谷パワー。

工芸は明日が本番なので、前日にこういうことをしているとよく驚かれるけれど、芝居の作り方に疑問符がつくことがしばしば。これは見ている芝居の数が少ないのも原因ではないかと思っている。
自分たちが舞台でしたいことはあるのだが、それが観客の側からはどう見えるかという視点が欠けているように思うことが少なくない。だから、HPFというのは貴重な機会。今日見た芝居が明日生かせるとは思わないけれど、いずれは生きると期待している。

2009年7月28日

HPF11日目

反省会をした。
今日からはウィングフィールドのみ。
南高校「カフェアスパラガス」。
ちょっと不可思議な喫茶店。いろいろな花言葉が登場した。
アスパラガスの実物も登場したが、保管するのに横にしてはならないと突っ込みを入れたくなった。

2009年7月29日

HPF12日目

今日はプール学院「DOLL」。
随分前、顧問になって間もない頃に見たことがある。四半世紀ほど前の作品。
難解の上に、昔の作品。電話のシーンが出てくるが、決して携帯電話ではない。何しろその頃にはまだ存在しなかった。自動車電話はあったはずだが。それを演じる側は当然知っているはずだが、今の高校生に芝居の中でわからせるのは至難の業のように思えるがどうだろう?

2009年7月31日

全国大会初日

いつものように8:00を目標に会場に向かった。およそ80名。
中で待つことができたのは助かった。しかし開場のときに順番を無視して入場させたのは失敗だった。これは指摘した人がいたようで、午後の入場は順番の通りだった。ただ、午前の上演が終わったときの観客の動きは予想していなかったようで、混乱が生じた。
視察の時には是非とも経験を継承してほしい。

上演1

四国代表(愛媛)愛媛県立川之江高校「ふ号作戦」
「ホットチョコレート」以来のファン。
風船爆弾の話が出てくる。単純な戦争物ではない。いろいろと考えさせられた。

上演2

関東代表(栃木)作新学院「ピチカート!」
最初のストロボを使ったシーンなど魅せるシーンは多いが、欲張り過ぎたか拡散してしまったようだ。

上演3

中国代表(岡山)岡山県立倉敷鷲羽高校「ゴトーを待ちながら」
街灯がチカチカと点滅したりするが、これはあるシーンの布石。
在日朝鮮・韓国人の問題がさりげなく仕込まれている。

上演4

近畿代表(兵庫)兵庫県立加古川東高校「お通夜」
近畿大会以来3回目。一部キャストが変わっているが、相変わらず笑わせてもらった。

2009年8月 1日

上演5

開催県代表(三重)三重県立飯野高校「部活戦グラデーション〜Can you help me?〜」
うーむ、大会運営に力尽きたか。

全国大会2日目

今朝も8:00を目標に会場へ。ほぼ同じ80名ほど。
昨日の経験が生かされている。
午前の上演終了後も扉を一つ閉めることで観客の退場は時間がかかったが、列は確実に作られたようだ。
残念ながら雨で外に並びつらいため屋内に多く並ばせねばならないのが大変だったと思う。

上演6

九州代表(鹿児島)鹿児島県立川内高校「星空のソネット〜お前は何を見つけたか」
ラグビー部だった5人の物語。演出をもう少し工夫する余地があると思う。

上演7

北海道代表北海道帯広柏葉高校「これからごはん」
家一軒建てた。奥の壁のシワが気になった。それと壁が新しい。
自然に進んでいく。亡くなったおばあさんがボケていたのかというドキッとさせる場面も。

上演8

関東代表(千葉)千葉県立松戸馬橋高校「赤鬼」
HPFで追手門学院の上演を観たばかり。こちらはコンクールの規定で当然60分以内に縮めてある。
浜松大会の「山姥」の作者による構成だからか音響はすべて生。
随分違う「赤鬼」を堪能した。

上演9

中部日本代表(福井)福井県立勝山南高校「化石〜あなたが思うよりも はるかに〜」
岩が置かれていたが、まさか本物ではないでしょうね。
申し訳ないが人間関係が混乱した。同じような衣装なので、同じ年代に見えてしまった。

上演10

関東代表(神奈川)神奈川県立大船高校「音楽劇『アニータ・ローベルのじゃがいもかあさん』」
人数が多い。早着替えもある。それも同時に数人。
二階建ての装置。2階に上がれる。
戦争を扱っているのでちょっとつらい。

2009年8月 2日

全国大会最終日

いつものように8:00頃到着。ちょっと少なくて60名ほど。
もう手慣れたものだが雨が邪魔する。
ちょっと早めに開場。

上演11

東北代表(青森)青森県立青森中央高校「ともことサマーキャンプ」
先日観た「親の顔が見たい」を高校演劇用にしたものと言える。
何ということはない教室の風景が一転して呼び出された保護者たちの場面に変わる。
事故死と思われた女生徒から遺書が届いていた。
いじめ問題の奥深さをえぐり出す芝居。後味は決して良くない。

上演12

関東代表(群馬)群馬県立前橋高校「そばや」
特に何かが起きるわけでもない。講評でも「脱力系」と言われていた。

2009年8月15日

夕凪の街 桜の国

表題の劇を観に行った。大阪女優の会による公演。
大阪女優の会は2003年のアメリカによるイラク攻撃を機に、それを何とか阻止したいということでスタートしたとのこと。
今回の内容も広島。もちろん原爆。同名の漫画が原作。

2009年8月21日

風を継ぐ者

今日は常任委員会があった。
ただ、表題の劇のチケットがあったので、途中退席した。
キャラメルボックスの芝居。幕末から明治の始めにまたがっている。もっとも、明治の始めの人物の回想という形をとっているのだが。

2009年9月 5日

青春舞台

先日放送された「青春舞台2009」を録画してある。時々見ている。
この放送は毎年危ぶまれながら続いている。生放送で、放送中にファックスやメールを募集している。その数が影響するらしい。しかし、その時間帯に見ることのできる演劇部はどれだけあるのだろう?
エアコン導入以後、夏休みにも授業をせよということで、工芸高校でも既に授業が始まっている。短縮ではあるけれど。そして、放送時間帯の午後は活動している。

毎回思うのだが、アップしないでもらいたい。舞台はどこを見るかについては観客自身が決めるのだが、アップされるとそこを見ることが強制される。

2009年11月21日

近畿大会

今日から近畿大会。部員6人と丹波橋に向かった。途中で1人加わったので、部員は7人が来た。
8:20過ぎに会場に到着したが、京都の実行委員くらいしかいない。それほど早く来なくてもよさそう。
なるべく部員には見てもらいたいが、交通費が結構負担になっているようで、3日とも観劇する部員はほとんどいないのではないかと思う。ちょっと聞いてみると2日間は来たいと言っている部員がいた。たしかに京橋・丹波橋間が片道380円。往復で760円。それに京橋までの交通費が加わる。高校生にとっては大きな負担だろう。

2009年11月22日

近畿大会2日目

今日は近畿大会2日目。大会としては今日の上演まで。明日は総文のみの参加となる鳥取、徳島、福井、三重の4県の上演。だから今夜の審査会で既に結果は出ているはず。
問題を提示しながら解決はしないという展開はあり得るのだが、このケースはやめてくれと思ったものが昨日分も含め2校もあった。
大谷のは劇中の台詞が示すとおり、実際の状況を背景にしている。実際に大谷演劇部の今後が心配。一緒に近畿大会初出場となり、そのまま全国大会に駆け上がったときを知っているだけに。

2009年11月23日

近畿大会終了

大会としての上演は既に昨日終了していて、今日は総文部分のみの上演だった。しかし、講評と審査結果の発表があった。
審査結果については高校演劇情報をご覧いただくとして、少し感想などを述べたい。
講評の中で全体的な傾向として時間・場所など重要な要素の一部が欠けているものが多いと指摘されていた。確かにそういったものが表現されていないものがあった。時計をかけていても現実の時を指していて、劇中の時を指してはいないものもあった。
多人数が出ていて、誰が話しているのかわからないものもあった。それに対し、雲雀丘は制服姿でありながら誰なのかがわかった。演ずる側は台本を読んでいるのでわかっているが、観客は読んでいないのでわからせる手立てを講じなければわからせることができない可能性がある。
今回の講評はいろいろと参考になることが多かった。

2009年12月 5日

常任委員会と観劇

昨日は常任委員会があった。
途中退席して劇団自由派DNA「GPS}を見に行った。

2009年12月22日

ウィキッド

ウィキッドを観た。
オズの魔法使いに出てくる良い魔女と悪い魔女の話。
2幕だった。なかなか考えさせられる。
劇中に出てくる「みんなが信じるのが歴史になる」(趣旨)がキーワード。

2009年12月23日

私立の芸術祭

今日は私立の芸術祭を観に、大阪市立芸術創造館に行った。
自分たちの芸術祭のための稽古もあるが、いろいろな芝居を観ることが大事だということで連れて行った。
追手門学院、帝塚山学院泉ヶ丘、金蘭会だった。幕間が多く取ってある。金蘭会は既に観た作品であったが、他の2校は初めてのはず。既に観た作品であっても繰り返し観ることで、それまでに気付かなかったところが見えてきたりする。何かを得てくれたならいいのだが。

2010年1月24日

春秋座

春秋座に行った。
芸術祭前最後の日曜日ではあるが、それをつぶして行ったなりのものをつかんでくれたものと思う。

2010年2月20日

キャラメルボックス

キャラメルボックスのハーフタイムシアターに行った。
「ミス・ダンデライオン」と「南十字星駅で」の2本立て。約1時間ずつ。内容はつながっている。

2010年2月21日

春季全国大会

春季全国大会を見に行こうと思っている。
日程は高校演劇情報に記載した。
問題は15日が終業式だということ。休めるように手を打っているところ。
工芸高校は関係ないのだが、16日は後期入試の日。後期入試の実施される学校の先生には絶対に行けない日。私の場合、二工芸の入試の日なので、むしろ休みたい日。部外者が他校の入試の行われている中にいるというのは居心地が悪すぎる。

2010年3月13日

春季フェス行きます

春季全国大会が明日から岡山県倉敷市で行われます。
それに行きます。

2010年3月14日

春季フェス

今日から春季フェス。
朝大阪を発ち、倉敷にやってきた。
今日は4校の上演。

2010年3月15日

春季フェス2日目

午前中は時折小雨が降ったりする中、近くをうろついた。雨宿りを兼ねて喫茶店にも。
1時前に着くと居場所がなく困ったが、近畿の事務局長が来たので、話をしていると時間がすぐに過ぎた。
今日明日と3校ずつ。

2010年3月16日

春季フェス終了

ついに春季フェスが終わった。
今日の2校目宇都宮中央女子は「ばななな夜」を思い出した。
調べてみると「ばななな夜」は2001年の福岡大会で宇都宮女子高校が上演している。
別の学校だし、同じ学校でも随分前なので直接知っているはずもない。それを連想させたのはなぜだろう。

2010年3月26日

なにわバタフライ N.V.

「なにわバタフライ N.V.」を見た。三谷幸喜作品を生で見るのは初めて。
ミヤコ蝶々一代記。戸田恵子による一人芝居。
約40分ずつの3部構成。間に少しの休憩が入り、客電がつくが、これは役者のための休憩というか、場転のためというか。
2階席だったので、ちょっとつらかった。あれの構造が知りたい。特に縮むやつの。

終わって出ようとすると数列後ろに某校演劇部の生徒3人がいて、お互いにびっくりした。

2010年6月12日

バイ・バイ・ブラックバード

キャラメルボックスの「バイ・バイ・ブラックバード」を部員と卒業生を連れて観に行った。
ツィッターで泣かせる芝居だということは知っていたが、なるほど、こう泣かせるか。
部員がほとんど芝居を見ていないので、ちょうどいい機会と連れて行った。JR三ノ宮から新神戸オリエンタル劇場まで歩いた。ほぼ一本道なので、北側に出るのを間違えなければたどり着ける。

2010年6月26日

うてなのやどり うき仙人

地区総会が終わり、日本橋に寄った後、ウィングフィールドへ。
卒業生があうん堂の「うてなのやどり うき仙人」に出演しているので。
着くと、その卒業生と同じ学年の卒業生が3人いた。後から、2年下の卒業生が2人来た。別に相談したわけではないのに。

2010年6月30日

宮崎大会開催へ

全国大会(宮崎大会)が開催される見込みとなった。口蹄疫のため、開催が危ぶまれていたもの。
全国高等学校総合文化祭(全国総文)の一部門であるため、演劇関係だけでは判断ができず、文化庁を含めての判断。

2010年7月 7日

全国大会整理券が届いた

今日、全国大会の整理券が届いた。
整理番号が書かれている。
日程のそれぞれの日の午前・午後にも整理番号と思われるものが書かれている。
整理番号は運営側にのみ意味があると思うのだが、実際のところどうなんだろう。
私は必ず8:00をめどに会場に行っている。同じ時刻に行くことにより、比較できるように。
福岡大会ではほとんど先頭になったので、宮崎大会も同様だろうと予想している。東京と大阪からの距離が観客数に大いに影響しているように思う。来年の開催地福島から視察が来るだろうが、観客の整理については、ほとんど参考にならないと思う。福島ではおそらく8:00の時点で50人前後の列ができているだろう。神奈川大会ではもっと長い列ができていたのに、運営側は誰も来ていなかった。これは前年の福岡大会では列ができていなかったのを参考にしたためと思われる。

2010年7月18日

HPF2日目

今日はシアトリカル應典院に。関西創価高校の「ろうそく」。新撰組の話。
もう少し工夫をしてほしいと思った。

2010年7月22日

HPF6日目

今日もシアトリカル應典院に行った。今日は箕面東高校の「さんすうとけものたち」。
約2時間だった。
終わり近くなったときに脱水症状を起こしかけた。終演後、急いでロビーに出て水分補給。

2010年7月23日

HPF7日目

今日もシアトリカル應典院。枚方なぎさ高校「見果てぬ夢」

2010年7月24日

HPF8日目

今日はウィングフィールドでは南高校。シアトリカル應典院では鶴見商業高校。どちらも大阪市立なので迷いましたが、シアトリカル應典院へ。
鶴見商業高校「未完成」。

2010年7月25日

HPF9日目

シアトリカル應典院は今日まで。
ウィングフィールドが始まってからはどちらに行くかの選択を迫られていたが、結局シアトリカル應典院ばかりを選んだことになる。
今日は大谷高校「恋来い!?」。
いつもながらの舞台。どうやったらあんな不思議な舞台を作れるのだろう。

2010年7月27日

HPF11日目

今日はウィングフィールド。咲くやこの花高校「おとなも子供もかいだんとゼリーを」。

2010年7月29日

HPF13日目

今日もウィングフィールド。
金光藤蔭高校「宙のそら」。
今日は卒業生を連れて行った。Twitter で募ったら一人応じて来たので。

2010年7月30日

HPF14日目

今日はまず精華小劇場へ。
追手門学院高校「農業少女」。野田秀樹作品。明らかにオリジナルを意識した舞台セットがあった。

終わると少し時間があったので、すぐ近くにあるビックカメラに。iPad 用品を購入。
そしてウィングフィールドへ。千里高校「ノベル」。

2010年8月 1日

HPF最終日

ついにHPFも最終日。
明朝が早いので少し迷ったが、今日もウィングフィールドへ。
梅花高校「七人の部長」。

2010年8月 2日

宮崎入り

明日からの全国大会のため宮崎入りした。
遅い時間でよかったのだが、早い便しか取れなかったので、午前中に宮崎入りした。

2010年8月 3日

全国大会第1日

いよいよ今日から全国大会。
いつものように8:00を目指して会場に行った。
既に並んでいる人が1校10人ほどがいた。
開会式の後、島根県立三刀屋高校「オニんぎょ」
宮崎県立妻高校「トシドンの放課後」
と続き、午後の最初に
北海道鹿追高校「平成21年度北海道然別高等学校演劇部十勝支部演劇発表大会参加作品」のビデオ上映があった。これは十勝も畜産王国であるため、口蹄疫の影響で十勝の高文連が全国総文すべての部門への参加辞退を決めたため。
山梨県立甲府昭和高校「放課後の旅その他の旅」
愛媛県立川之江高校「さよなら小宮くん」

2010年8月 5日

全国大会終了

昨日は書くのを忘れておりました。
兵庫県立神戸高校「SISTERS」
三重県立四日市高校「Father's Day」
昼休みの後
青森県立弘前中央高校「あゆみ」これは客電がついたまま緞帳が上がると、すべての幕が上がっている。演劇部員たちが練習の準備をしている様子。練習が始まると袖幕などが降りてき、客電も消えて行く。舞台上には細長く照明で切られたエリア。その外に机が2台。練習かと思いきや、そのエリアで芝居が始まる。そのエリアは端が繋がっており、一人が出ると反対側から入った役者が引き継ぐ。退場してしまう役者や登場してくる役者もいる。そうして一人の女性の一生を描いてしまった。
村田女子高校(東京)「とぅらとぅらとぅらとぅらとぅらとぅららー」
宮崎県立佐土原高校「銀の雨」

今日は
群馬県立前橋南高校「黒塚Sept.」脚本を読んでから観るともっと良く分かると思われる。
中央大学附属高校「(急遽演目を変更いたしました)」

審査結果は高校演劇情報を御覧ください。

2010年8月 8日

大阪女優の会

あきらめない、夏2010 大阪女優の会公演「女優の会 遠くの戦争 〜日本のお母さんへ〜」を観て来た。
イスラエルとパレスチナの戦い。今も行われている戦争ということで知っているが、普段は意識の外にある戦争。

2010年9月 3日

ガラスの仮面

蜷川幸雄演出、美内すずえ原作、青木豪脚本「ガラスの仮面」を観て来た。
さすがと言うべきか、ずっと引きつけられっぱなし。
なかなか油断のならない作品。

2010年9月10日

だぶる!

今日は劇団微塵子の「だぶる!」でstage+plusへ。
卒業生が中心となって立ち上げた劇団。
むりやり堺筋線演劇祭に参加している。これは、堺筋線沿線の劇場を利用する芝居が参加しているのだが、堺筋線からかなり遠い劇場も入っているため、「むりやり」。

2010年10月 2日

惑星ボーイズ

今日は演劇部員を連れて伊藤えん魔プロデュース「惑星ボーイズ」を観に行った。
何と最前列で、部員がいじられていた。

2010年10月25日

ゲキシネ

ゲキシネというのは、舞台を再構成して映画にしたものといえばよいだろうか。
初めて見たのは4年前。「髑髏城の七人-アカドクロ」を視聴覚行事で見た。
舞台放送にはいい印象を持っていない。青春舞台を見るが、国立劇場ではないが全国大会の上演を見ているので、これをアップしたら台無しだとか思うことがしばしば。
しかし、ゲキシネはその劇団が映画にすることを意識して舞台を作っているし、すべてに劇団自身が関わっている。
もちろん舞台と映画は別物なので、一方のみをお勧めすることはできない。
残念ながら、今までに見た2作品は舞台の方を見たことはない。いずれは両方見る機会を作りたい。

2010年11月 2日

サンタクロースが歌ってくれた

キャラメルボックスの「サンタクロースが歌ってくれた」を観に行った。
部員2人と卒業生1人と。
夏の講習会でほんの一部をテキストに講習をした。

スカパーのシアターチャンネルで見たことがあったが、生は初めて。

2010年11月 3日

あゆみ

ままごとの「あゆみ」を観た。
部員4人と卒業生1人と一緒に。
終わってからアフタートークがあった。少しずつ進化しているようで、演技エリアが広がった。
また、以前は100分だったものと内容はほぼ同じで、70分。ペースを上げたとのこと。

2010年11月16日

近畿大会

今週末は近畿大会。
代表校などの情報を集め、高校演劇情報に掲載した。携帯電話からはこちら

2010年11月19日

近畿大会初日

今日から近畿大会。正確なことをいうと、近畿高等学校総合文化祭が始まった。
コンクールとしての近畿と総合文化祭としての近畿の範囲が異なるため、明日のトップバッターである鳥取と明後日の3校(福井、三重、徳島)は近畿大会を構成しない。

今日は学校があるのだが、2年生が修学旅行に今日まで行っており、しかも金曜日は2年生の授業しか持っていないため、休みを取って、田原本へ。
府大会ではほとんど受付にいて、1校しか観ていないので、思い切り堪能した。芝居漬けとなる至福の3日間。

2010年11月20日

近畿大会2日目

近畿大会2日目。正確なことを言えば、近畿総文の2日目。今日の1校目は鳥取代表。鳥取は近畿大会には参加していない。近畿大会の参加校の上演は今日で終わり。
明日は総文のみの3校(福井、三重、徳島)の上演と講評、審査結果の発表。

鳥取はコンクールには参加していないので、一言だけ記しておくと、笑いをとるシーンで素に戻ってしまった役者がいた。これはいけない。

それともう一つ特筆しておきたいのは、ろう学校の参加。手話を使用しているが、手話を解さない観客も多い。そこで字幕が表示された。また、一ベルと本ベルの時に客電がフラッシュした。当然ろう学校関係者が観客に多いが、ベルが聞こえない人が多い。

2010年11月21日

近畿大会終了

今日も朝から奈良県田原本町へ。
福井、三重、徳島の3校の上演の後、生徒交流会はパスして、講評を聞いた。
そして、いよいよ審査結果の発表。高校演劇情報に掲載しました。携帯電話はこちら

2010年12月 2日

「鋼鉄番長」

昨日劇団新感線の「鋼鉄番長」を観た。
先日NHKが劇団新感線を取り上げていたのを録画したが、「鋼鉄番長」の稽古も出てきていたので、観た後の方がいいと思って、途中で切り上げた。まだ続きを観ていない。

今日「昨日劇団新感線を観たでしょう」と話しかけてきた生徒がいた。近くの席だったそうだ。

2010年12月22日

私学芸術祭

今日明日と芸術創造館で私学の芸術祭がある。
演劇部にもなるべく見るように呼びかけた。今日は部員2名。交通費の負担が大きいらしく、今日は1校、明日は3校なので、明日の参加はもっと多い予定。
今日は信愛女学院。キャスト3人が幼いと思ったら、3人とも中学生。

2010年12月23日

私学芸術祭

今日も私立の芸術祭のため、芸術創造館。
部員は5人。少ない。もっと芝居を見なければ。
今日は大阪産業大学附属、関西大学第一、金蘭会。

2010年12月25日

キョム!

今日は演劇部の活動が終わった後、悪い芝居の「キョム!」を観に精華小劇場へ。
Twitter で話題になっていたのと、精華小劇場が今年度限りとの情報に接したため。

2011年1月15日

dareka kuru

京都造形芸術大学に進学した卒業生の卒業制作があったので、行って来た。
春秋座の舞台裏という変わった場所での上演。
不可思議な芝居だった。

2011年1月23日

「愉快犯」

最近は twitter に重心が移って、こちらの更新が疎かになっている。
一昨日の21日(金)は芸術創造館に柿食う客の「愉快犯」を観に行った。
部員も2人連れて。
意表を突く作り方で面白かった。

春秋座

今日は春秋座に行った。近畿大会優秀校公演。どちらも近畿大会で観たが、何度観てもいい。
部員は一人も来なかった。北摂演劇祭の方に行った部員はいるはずだが、何人行ったやら。

2012年7月19日

今年もHPFの季節が始まった

17日から今年もHPFが始まった。
17日は追手門学院高校がメイシアターで上演したので行ってきた。

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