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10進法

今使用されている記数法が10進法なのと、日本語で使われているのが10進法なので、どの言語もそうなのだと誤解する人も多いかもしれない。しかし、「秒」でも書いたように他の進法が使われていることがある。

日本語では基本となっているのが中国語から輸入された数詞で、「億」が昔は10万を意味したということが漢和辞典に書かれている。昔は10倍ごとに用意されていたという意味では一貫性があったことになる。それがいつから変わったのかが明確でない。
実は英語のhundredも昔は120を意味していたらしい。それが今のように100を意味するように変わったのはどういう経緯なのかも知らない。どうも英語では元は12進法だったと思われる。

フランス語ではどうも元は20進法だったと思われる痕跡が80以降にある。80をquatre-vingtというが、quatreは4、vingtは20。そして、90はquatre-vingt-dixで、dixは10。91はquatre-vingt-onzeでonzeは11。といった具合。61から79までも、60を意味するsoisantに1から19までをつける。

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(2006年03月20日 23時45分

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2006年3月21日 22:40に投稿されたエントリーのページです。

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