日本語での月の名前は単純。数字に「月」を付ければよい。これは中国語でも同じ。恐らくは中国語からの輸入。
英語などの月の名前はラテン語に由来を求めることができる。今の9月から12月までは数字が入っていることは既に紹介した。どうも元々はそうだったらしいが、神の名が付いたものが残っている。
さて、今回取り上げたいのは今の7月と8月。JulyとAugustはラテン語ではJuliusとAugustus。前者はユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)、後者はアウグスツス。ユリウス暦のユリウスはシーザーのこと。自分自身を神の仲間入りさせたというわけ。