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春季フェス最終日

まずは南関東代表拓殖大学第一高校(東京)「音楽劇・山姥」
浜松大会での初演と昨年の桐生大会での上演を見ている。桐生大会のものは初演に似た作り方。しかし、今回は「音楽劇」とついているように独自の解釈で構成し直している。

続いて中部日本代表愛知県立刈谷東高校(愛知)「便所くん~男だけの世界」
便器を擬人化してくるとは。男子便所まで追いかけてくるような女子生徒にいじめられている男子生徒を便器が助ける。その女子生徒が逃げようとして足を捉まれ、蹴るのだが、どう見ても本気で蹴っている。蹴りはかなり危険なのだが。

最後は中国代表島根県立三刀屋高校(島根)「みなそこへいけ」
このタイトルには騙された。プログラムを読めば予想はできたかも知れないが、一切の予断を持ちたくないので、そういったものも見た後で読む。だから、上演前にタイトルが読まれたときには驚いた。漢字で書けば「水底平家」
例によってと言うべきか、10歳の少年がタイムスリップか何かで安徳天皇となって源平の戦いに巻き込まれる。壇ノ浦の戦いで皆海の藻屑となってしまう。少年は安徳天皇として扱われるのだが、その意識は元の少年のまま。戦をやめるよう訴えるのだが、「平成」では戦はなくなっているのかと問い返されてしまう。

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2009年3月29日 23:07に投稿されたエントリーのページです。

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