日経パソコン2月9日号によると、最近のコンピュータウィルスは以前のものと性格が変わってきているらしい。
初期のものはいたずらなど、被害はすぐに確認できるものだったが、最近のものは情報を盗み出したり、踏み台にして他のコンピュータを攻撃したりスパムメールを送るために利用したりと、被害者には気付かれにくい動作をしているとのこと。そのため、被害者が同時に加害に荷担させられてしまうので、場合によっては加害者としての責任を問われてしまう可能性すらあるらしい。
やっかいなのは、対策ソフトをすり抜けるものがあったり、対策ソフトを導入していても更新までの間に被害にあったりということがあるということ。だから、怪しげなもの、安全が確実なもの以外は決してファイルを開かないなどが必要。