« 早くペースを取り戻さねば | メイン | 体験入学 »

DNSサーバー

DNSサーバーにセキュリティーホールがあるそうだ。
WEBサイトを見るには通常、例えば"http://www.yahoo.co.jp/"といった具合に入力する。しかし、実際には、例えば"http://192.168.1.1/"といった具合にIPアドレスが使用されている。その変換をしてくれるのがDNSサーバー。
なお、念のため書いておくと、上で使った"192.168.1.1"というのはローカルでしか使用できないIPアドレス。
例えば"www.yahoo.co.jp"といったURLは"."で区切った"www","yahoo","co","jp"にそれぞれ意味がある。一番右の"jp"は「日本」を意味する。そしてDNSサーバーには担当しているところが異なる。一番右の"jp","com","net"などを担当しているサーバーがある。そして、次の"co","ne"などを担当しているサーバーがある。
だから、"www.yahoo.co.jp"について知りたければ、コンピュータはまず、"jp"を担当するサーバーに問い合わせる。そのサーバーは"co"を担当するサーバーに問い合わせる。さらにそのサーバーは"yahoo.co.jp"を担当するサーバーに問い合わせる。この辺りでヤフージャパンの管理するサーバーに到達する。そのサーバーが"www.yahoo.co.jp"のIPアドレスを返す。
ところがどうやらその途中が乗っ取られてしまうらしい。そうなるとそれ以降は偽のサーバーになってしまう。サーバーの管理者はセキュリティーホールを埋めてもらいたい。

このエントリーについて

2008年9月 4日 23:24に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「早くペースを取り戻さねば」です。

次の投稿は「体験入学」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。