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演劇は知らない人にはわからない苦労がある

同じ「部活」に命を懸ける教員じゃないか。運動部だけが一生懸命やっているんじゃない。わかれよ。 - 曽我部マコトの言わせていただきます! - Yahoo!ブログ
に書かれているが、たしかに「リハーサル」の意味は演劇を知らない人には理解してもらえない。
演劇の全国大会は硬式野球の甲子園よりも出るのが難しいかもしれないことも知られていない。
大阪でも今は2つに割ろうという話も出ているが、甲子園へは大阪代表になれば出られる。しかし、演劇では近畿大会への出場権を得るだけ。甲子園には49校が出場するが、演劇の全国大会は12校。甲子園は人数の制限はあるが、宿泊費などは主催者もち。演劇は出場校もち。
工芸高校も全国大会出場経験はあるが、全国総文の他の部門は割りに簡単に出場できるので、全く理解されておらず、費用の補助を勝ち取るのにかなり苦労した。他の部門は個人単位で出場するが、演劇は集団でしかも運送費が馬鹿にならないので費用がかかるのが理解してもらえない。
甲子園出場なら同窓会などがカンパなどに奔走するのだろうが、全く動かなかった。自分で御輿をつくって、自分でかつぐのはかなり悲しい。

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2007年9月13日 22:53に投稿されたエントリーのページです。

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