企業経営者の体質を問われる事件が続いた。
大手菓子メーカーは消費期限という、一歩間違えればとんでもない事態を招きかねないことをやった。そして、その事実を隠そうとした。事実を隠すというのは致命的なミスである。これをやると何を言っても信用されなくなる。不利な情報でも公開してしまったほうが、一時的には打撃を受けても信用されるので、立ち直りが早い。
捏造番組でもテレビ局は捏造だとはなかなか認めようとしなかった。納豆が店頭から消えたというニュースの段階では、ダイエットはそんな単純なものではないのに、と笑ってみていた。食べた以上にエネルギーを消費すればやせる。これ以外にない。捏造、やらせとまでは行かなくても、強引に結論へと導くというのはよくあるようだ。