このところグレーゾーン金利が話題になっている。
ローンを組んだ場合も利息計算が必要。どう計算すればいいかを紹介してみたい。
計算を簡単にするために100万円を1ヵ月後から年利24%で月5万円ずつ返済する場合。
年利24%なので、24万円となるが、1ヵ月後なので、2万円。5万円の内2万円が利息に充てられる。残る3万円が元金の返済に。だから、1ヵ月後には97万円が残っている。更に1ヵ月後には19,400円が利息。残る30,600円が元金の返済に。だから、2ヵ月後には939,400円。以下繰り返し。
従って、利率が高いと毎月の返済のうち大部分が利息に充てられ、元金はなかなか減らない。大雑把な計算は等比数列の和の応用でできる。実際には1円未満の処理があって、誤差が出る。また、ちょうど1ヵ月後からの返済というのはないので、日割り計算も必要になってくる。
私はローンを組んだときに自分で計算してみて、間違いなく契約どおりの利率になっていることを確認した。計算しないで、言いなりに支払っていると、高い利率になっているかも知れませんよ。