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冠詞

現在のヨーロッパの言語の多くは冠詞を持っている。
しかし、元々あったものではないので、言語により使い方に違いがある。
フランス語などは名詞には何らかの冠詞をつけるのを原則ということになっている。

不定冠詞は1を意味する語が冠詞となったもの。英語はoneとaというふうに綴りが違ってしまっているが、元は同じ語。しかも、元の語形はan。今は母音で始まる語の前だけがanなのだが、子音の前でnが失われたというのが正解。

定冠詞は、英語でいえばthatに当たる語が元になっているケースが多い。こちらの方が言語による使い方の違いが大きいので、ちょっと困る。

ロシア語は冠詞を今ももっていない。これはこれでちょっと困る。名詞に性があるのだが、覚えるときに定冠詞をつけて覚えるのが一番便利なのに、この手が使えない。

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2006年6月 4日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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