余り詳細を記すわけにはいかないけれど、少しだけ。
例年のとおり、証明問題が出た。
文章は正確を期す余りくどく、読みにくいが、長方形の各辺にその辺を斜辺とする直角二等辺三角形を付けた図とその長方形を平行四辺形に変えた図とがあり、後者の図を使って、三角形の合同を証明させるもの。問題を見たとき、図に見える正方形を使って3辺相等をいう答案が多いだろうと予想したが、そのとおりだった。しかし、その図形が正方形であるとは問題には書かれておらず、利用するなら証明しなければならない。証明抜きに利用すると全く得点にならない。
とにかく書かれていないものは証明しなければならないことがわかっていない。平行四辺形の隣り合う2角の和が180度だということは使えるのだが、それを断らずにいきなり角BCD=180度-角ABCなどと書くと減点。
この辺りが書ける限界か。