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2007年5月 アーカイブ

2007年5月 1日(火)

USBメモリ

新しいUSBメモリを手に入れた。
これまでもセキュリティ対応を謳ったものを使ったことがあるが、設定したコンピュータでしか使えなかった。つまり、学校のコンピュータと自宅のコンピュータでデータを共有させようとしても、パスワードロックするとロックした側でしか使えず、結局解除した状態で共有するしかなかった。
しかし、この新しいものは他のコンピュータでも問題なくパスワードロックされた状態で使える。サンディスクのU3シリーズ。パスワードがわからないと初期化しか方法がないと謳っている。解除してしまうようなつわものもいるかも知れないが、ほぼ安心できる。

2007年5月 3日(木)

あれから20年

今日は憲法記念日。そして、朝日新聞の支局が襲われ、記者が殺害された日。あれから20年も経ってしまっている。
その後も暴力による言論の封殺は絶えていない。近くは長崎市長。

今の政府は憲法を変えようとしている。新聞などが世論調査をしているが、世論と政府の意向には相当のずれが出ている。政府・与党は拙速な憲法改正はすべきではない。そもそも首相をトップとし、私を含む公務員は憲法遵守の義務を負う。国民の意向に沿わないことをすべきでない。

2007年5月 4日(金)

連休中の活動

今世間はゴールデンウィーク。演劇部は、さすがにそのすべてではないが、活動をしている。
今日は新人公演に向けて午前中はメークの仕方を教えていたようだ。
午後は「お気に召すまま」で使用した舞台装置の解体。せっかくの平台も雨ざらしになっていたところがあるので、かびていたりしている。天日干しをするというのが聞こえたので、陰干しするように言った。十分乾燥したら天日干しして殺菌するのもよいだろうが。

2007年5月 5日(土)

朱蒙

高句麗を建国した朱蒙の話が間もなく終わる。
録画しておいた、韓国のドラマのNGや舞台裏を紹介したりする番組を見ていると、朱蒙特集があった。その中で、朱蒙の息子の子役が出ていた。朱蒙は元々は扶余の王子の身分だったが、その時に結婚した女性との子ども。朱蒙が扶余を出ても一緒に出ることができなかった。後に脱出したが、死んだと思われていた。
いよいよ高句麗を建国するときに共同で建国を準備したグループがあって、誰が王になるかで争いが起きかけた。そちらのグループの長が女性だったので、王と王妃になればよいということになった。建国の宣言と二人の結婚が同時に行われたのだが、そのシーンの撮影のときにその子役が泣いていたそうだ。なぜかと尋ねると、父親が自分の母親でない女性と結婚するのが悲しいと言っていた。役の上だけの話なのだが、小さな子どもながらそこまで役に入り込んでいるとは驚きだった。

2007年5月10日(木)

腎臓をやられた

書かない日が続いておりました。
腎臓をやられてダウンしておりました。
まだ完治とは言いがたいですが、今日久しぶりに学校に行きました。
総会を目前にして多数の先生方にご迷惑をかけております。
無理をして慢性化させてもまずいので、お任せできるところはお任せすることにしています。

2007年5月11日(金)

教育再生会議

教育再生会議が「できるだけ母乳で育て」ろとか随分馬鹿なことを言っていると思っていた。
ダウン中だったので、書くことはなかったですが。
そんな馬鹿な提言が、さすがに身内からも反発が出て、今日予定されていた発表が行われなかった。
国民の感覚とこれほどの乖離を示すとは唖然とするばかり。こんな教育再生会議は直ちに解散すべし。

教育再生会議については既に触れたことがあるが、この程度のことしか言えない面々なのか、それともこの程度のことしか言わせてもらえない環境なのか。

2007年5月12日(土)

総会

今日は演劇連盟総会の日。
総会だけに参加した。そのため、司会の先生に迷惑をかける結果となった。私が欠席する可能性があったので、代役が立っていた。その代役の方の名前が伝えられていたらしい。

無事すべての議案は原案通り可決された。
会場校の大変さは重々承知している。天王寺商業高校の顧問・部員のみなさん、ご苦労様でした。

2007年5月13日(日)

休養

演劇部は今日も活動していたのだが、休養のため、他の顧問にお願いした。
ほぼ復調したと言っていいようにも思うが、しばらく食欲がなくてほとんど食べていなかったので、体力が落ちているのはまだ感ずる。

2007年5月14日(月)

試験前1週間

今日から部活動禁止。来週の月曜日から中間試験が始まるため。
試験問題を考えたり、なかなか忙しい。どんな問題にしよう。

2007年5月15日(火)

朱蒙

「朱蒙」が終わった。
伝説の基本的な構成は崩していないようだ。さすがに出生が神がかりなのは通常の出生にしてあるが。
高句麗については中国との間で歴史紛争があって、中国側は自国の歴史に組み込み、朝鮮史からは消してしまった。
その領土の大半が現在の中国東北部にあることは事実で、民族的にどうなのかなどは不明。だから、中国が自国の歴史の一部に取り込むところまでは理解できる。しかし、領土の一部が朝鮮半島にかかっていることも事実。何も朝鮮史から消すことはなかろう。中国も多くの国ができては消えていった。だから中国史はその多くの歴史の寄せ集め。この事情は朝鮮史も同じ。重なりがあるのも止むを得ないではないか。

朱蒙の息子が次の王になるが、その異母兄弟(父親も違うという説もある)が南下し、百済を建国したらしい。

2007年5月16日(水)

花粉症?風邪?

そろそろ花粉症も終わりの時期なのだが、本当に終わったのだろうか。
この数日マスクを使わずに様子を見ていた。
ところが、昨日症状らしきものが現れた。しかし、風邪の症状と似ているので、どちらなのか区別がつかず困っている。どちらなのかによって対処の仕方が異なるので。

2007年5月17日(木)

やはり「特訓」があった

全国学力調査に向けて、やはり「特訓」を行ったところがあった。
なぜ全数調査をするのか不思議に思っていた。標本調査で十分なはず。全数調査をするから「特訓」などということが起きる。序列化もされる。
選挙の調査も精度があがりすぎて、支障が出てきているように思うが、これも標本調査。決して全数調査など行っていない。一度だけどの新聞だったかは忘れたが、調査を受けたことがある。電話を受けた誰でもいいわけではなく、条件が設定されていて、その条件に合致する者を電話口に出してくれとのことだった。
標本の選び方を間違えると目的に沿った調査ができないが、そのための手法はかなり工夫されてきている。
全数調査はやめよ。百害あって一利なし。全数調査にこだわるなら、何らかの意図が別にあるものと断定せざるを得ない。

2007年5月18日(金)

歴史的な列車

昨日、歴史的な列車が走った。
北朝鮮と韓国を結ぶ鉄道を走った。
2002年の第3回アジア・エスペラント大会のときに、その駅の一つに行った。駅名は記憶していないが、記事を読むと「都羅山」駅に違いない。そこには統一展望台があり、川のそばにある。その川の向こうは北朝鮮。そこに行く途中、川沿いに網状のフェンスが張られているが、そこに缶がつけられている。網の目に入れられた状態で。ガイドを務めた韓国エスペラント会の人の話によると、その缶には小石が入れられているとのこと。北朝鮮から潜入しようとしてフェンスに触れると音がするように。
その駅が韓国側の北の端で、線路が封鎖されていた。ただ、「撮影禁止」の表示がハングルでしか書かれていなかった。私は読めるが、読めない外国人にはどう対処するのだろう。

2007年5月19日(土)

教育「改革」

教育法案が衆議院を通過した。
現場を知らない者による机上の空論の典型といえる代物。
例えば、教員の免許更新制。更新のたびに講習を受けさせるそうだ。ところが、講習を行う大学側がそんな体制が取れないと懸念を表明している。夏休みなどに講習を受けさせることによって授業に支障をきたさせないらしいが、夏休みが暇だと思っているところからして現場を知らないことを露呈している。個人差があるのだが、忙しい先生は授業のあるときよりも忙しい。私も年により状況が異なるのだが、土曜日が隔週で休みになった頃など、授業のある土曜日の分の休みを夏休みなどにまとめ取りするのに、どうしても埋まらず、書類上だけ休みにしたことがある。
大阪府立の学校ではタイムカードのようなものを導入しているが、出勤のときだけ。退勤のときも使わせると、超勤(超勤はさせないことになっているので、超勤手当てはない)の実態が明らかになるからとしか思えない。しかも、システムが馬鹿げていて、交通機関の延着によって遅れてしまった場合の手続きが、自分ではできず、教頭の手を煩わすことになっている。出張の場合は自分で入力するのだが、キーをミスタッチしても訂正ができず、教頭を煩わすことになっている。これなど、いったん入力して確認キーを押すことにすればいいのに、なぜミスタッチすら訂正できないシステムにしているのか理解できない。
そのため、導入当初は教頭は慣れない先生方のミスが多発して、本来の仕事が全くできない事態が発生したらしい。机上だけで作るものはこんな事態を招く。

2007年5月20日(日)

憲法

憲法がどういう位置づけかは以前述べたが、繰り返しておきたい。
国が国民に対して、どのように治めるかを規定したもの。国民が守るという法律ではない。国民から国に対して要求することを示したものともいえる。だから、国は憲法に規定されていないことはできない。国とは、国会、内閣、裁判所を3つの頂点とする統治機関から成る。それを動かすのは、公務員。国会議員も公務員。裁判官も公務員。公務員は憲法を守らなければならない。
改憲のための手続法が成立した。具体的な改憲案がいずれ出てくるであろう。しかし、具体的な案が出てくると、私は公務員であるがために何も言えなくなる。具体案が出ないうちに一般論を述べておきたい。
統治する側は制約が少ないほうが動きやすい。しかし、国民の側は国にしてほしくないこと、してほしいことはきちんと憲法に書かれていないと、憲法に規定されていないからと勝手なことをされてしまうかも知れない。どのような案が出てくるか、しっかりと見て、賛否を判断していただきたい。
18歳以上の人が投票できるように法律を整備することが求められているので、今の高校生以上の人は投票する可能性がある。9条に手をつけられると徴兵制がしかれる可能性がある。徴兵されるのは、今の高校生を含む若い人たちだ。そういうこともしっかりと考えてもらいたい。

2007年5月21日(月)

中間考査初日

今日から中間考査。
結構試験中に会議が集中する。今日も一つ会議があって、結構時間がかかった。
明日2つ試験があって、朝はまだ完成していなかったので、ちょっと焦った。

2007年5月22日(火)

中間考査2日目

今日は3つある試験のうち2つがあった。ある程度順調に採点は進んだが、明日は会議などがあって、終わるだろうか。
残る1つが明後日なので、それまでには終わらせたいのだが。

2007年5月23日(水)

中間考査3日目

何とか今日採点が終わった。ただし、昨日の分だけ。明日1種類3クラスの試験がある。
明日は会議が2つもある。採点が明日中には終わりそうにない。
今日は大阪市の芸術祭の合同企画会議。音楽部門、展示部門、演劇部門すべての合同会議があって、その後部門別に分かれて会議。
今年は近畿高等学校総合文化祭が大阪で開かれることもあって、そのことも報告されていた。関連して大阪府高等学校総合文化祭も。大阪府高等学校総合文化祭は大半が近畿高等学校総合文化祭と兼ねるとのこと。既に演劇連盟の常任委員会では聞いていたが。日本音楽と演劇だけが別々に行うとのこと。
演劇はそれぞれ大阪府大会と近畿大会を兼ねているので、兼ねるわけに行かない。

2007年5月24日(木)

中間考査最終日

今日で中間考査は終わり。
思わぬハプニングがあったが、何とか試験が終了。
会議も思ったほどには長引かず採点もまあまあ順調。

2007年5月25日(金)

全国大会

今年の全国大会を演劇部で観に行こうと思っている。
宿をインターネットで検索して交渉してみたが、小さなところが多い。10名程度なら何とかなりそうだが、20名という大所帯はサポート室に頼むしかないとの結論に達している。
問題はアクセス。夜行バスがあるが、問い合わせたところ、27人乗りとのこと。小さい。そのほとんどを埋めることになるので、無理と判断。前泊して、昼の移動を考えたところ、青春18きっぷを利用するのが、一番安くなりそうだ。約10時間。気が遠くなりそう。

2007年5月26日(土)

年金問題

私も年金のことが気になりだす年齢になってきた。
社会保険庁は余りにもひどい。電子化する際に誤入力したかどうかのチェックを全く行わず、原簿を廃棄してもよいとした。だから、誤りがあっても社会保険庁の側では全く確認ができない。そんな状態にしながら、誤りがあるのではないかと指摘されても、領収書を持って来いというばかり。
それを放置してきた政府がようやく重い腰を上げた。参議院選挙が目前に迫ってきたから止むを得ずという体。社会保険庁を「改革」するという。そんな政府・与党がどんな「改革」をするというのか。そんなとんでもないことをやってきた責任をとらせないまま、年金のための資金を自分たちのために使い込んだ責任をとらせないまま、解体しようとするのはなぜ?解体してしまえば責任の取らせようがなくなるではないか。責任を取らせるのが先ではないのか。
保険料を取りながら保険金を支払わなかった保険会社の責任は追及したではないか。全く同じ構造ではないか。身内に甘い。保険料を受け取った台帳を紛失するなどもってのほか。これで国民の信用を失わないようにしようなど笑止。選挙のためにお茶を濁すなど許されない。

2007年5月27日(日)

新人公演初通し

今日は新人公演の通し稽古を初めて行った。
初めてなので、あんなものだろう。一部台詞が入っていないところもあったが、とりあえず覚えたというところ。台詞が自分のものになれば、演技のほうの指導もできるというもの。

2007年5月28日(月)

シーン練習

シーン練習をしていた。ダメを出すごとに少しずつ変わっていく。今日はずっと見ていた。

2007年5月29日(火)

四役会議

今日は演劇連盟の四役会議をした。
今週の金曜日に常任委員と地区代表の合同会議があるのだが、その準備のための会議。
加盟校の確認をしたりした。既に締め切っているのだが、送り先を間違えているとか、いろいろあって、すべての加盟申込書が私の手元にないということがあって、確認を要する学校が3校ほど。今しばらくお待ちください。残念ながら昨年より減るのは確実。このペースで減ると来年は100校を割るかも知れない。そうなると兵庫県との差が縮まり、近畿大会の出場校数が問題になるかも知れない。現在は大阪は3校、兵庫は2校。

2007年5月30日(水)

今日は雨だった。
明後日金曜日は体育祭の予定。明日は予行の予定。これらが予定通り終わってくれないと困る。
体育祭のプログラムの中に応援合戦がある。各科の応援団はこの数週間、中には数ヶ月に亘って準備している。各クラブは部員が応援団の練習に狩り出されるのと闘いながら活動をしている。
演劇部は6月10日が新人公演。体育祭がずれてしまうと、この土日も応援団の練習が入ってしまう。そんなことになったら、練習の段取りが大きく狂ってしまう。
実を言えば、6月15日は合唱コンクール。今度は各クラスの練習に部員が狩り出される。
毎年分かっていながら、これ以外に新人公演として最適の日はないという結論になる。

2007年5月31日(木)

体育祭予行

昨日の雨のため、時間帯を変更して予行を行った。
曇っていてちょうどよかった。ただ、風が強くて、ちょっと心配だった。
明日は晴れらしいので、大変そう。

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