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裏金

私が教員になった頃、まだ教員も裏金をもっていた。副教材を販売するとリベートがあったので、それをプールしていたようだ。すぐになくすようにという通達があったので、なくなった。どう処理したかは記憶にない。着任した年だったはずで、西も東もわからぬ内だったので。
それで、リベートを受け取らねばよいだろうと、リベート分を引いて販売した。ところが、教員が現金を扱ってはならぬという通達が出て、書店に販売させろという。書店が取り扱うので、定価販売になる。釈然としなかったが、教育委員会の指示なので、渋々従った。今も副教材は書店が取り扱っている。
私の学校は大阪市立なので、大阪府教育委員会は直接には関係がない。しかし、大阪市教育委員会は大抵のことは大阪府教育委員会のまねをしているので、同じ頃に府立高校に通達を出しているはず。その大阪府教育委員会が裏金を抱えていたというのには呆れてしまった。学校現場にはなくさせておいて、自らは抱えていたままだったとは。

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2006年12月19日 23:43に投稿されたエントリーのページです。

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