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2006年6月 アーカイブ

2006年6月 1日(木)

体育祭予行

今日は明日の体育祭のための予行。
非常に暑い中行われた。明日も同じように暑いらしい。
暑いと何もしなくても疲れるのに、明日は大変だ。

2006年6月 2日(金)

体育祭

今日は予定通り体育祭だった。
昨日と異なり、曇っていたので、ちょうどよかった。

2006年6月 3日(土)

全国大会申し込み

そろそろ往復はがきを用意しなければ。
フライイングは無効なので、来週中に用意して、再来週に投函すればOKかな?

2006年6月 4日(日)

冠詞

現在のヨーロッパの言語の多くは冠詞を持っている。
しかし、元々あったものではないので、言語により使い方に違いがある。
フランス語などは名詞には何らかの冠詞をつけるのを原則ということになっている。

不定冠詞は1を意味する語が冠詞となったもの。英語はoneとaというふうに綴りが違ってしまっているが、元は同じ語。しかも、元の語形はan。今は母音で始まる語の前だけがanなのだが、子音の前でnが失われたというのが正解。

定冠詞は、英語でいえばthatに当たる語が元になっているケースが多い。こちらの方が言語による使い方の違いが大きいので、ちょっと困る。

ロシア語は冠詞を今ももっていない。これはこれでちょっと困る。名詞に性があるのだが、覚えるときに定冠詞をつけて覚えるのが一番便利なのに、この手が使えない。

2006年6月 5日(月)

ミスの発見

とんでもない事故が起きた。扉が開いた状態でエレベーターが動いた。
問題のエレベーターはこれまでもトラブルが起きていたという。点検しても不具合は発見されなかったらしい。
トラブルが報告されているのだから、どこかに不具合があるはずなのだが、場合によってはとんでもないところに潜んでいることがある。是非とも解明してもらいたい。

私は試験問題をTeXで作るが、これにはコンパイルという作業が必要となる。しばしばエラーとなるが、エラーメッセージの示す行とは別のところに誤りがあるということもしばしば。

回転扉の事故のときも驚いたが、その後安全基準が明確でないというとんでもない事実が判明した。そんな種類の結末にならないことを祈る。

2006年6月 6日(火)

エアコン

エアコン設置工事は既に終了しているが、運用方法についての話が今もってない。
漏れ聞こえてくるところでは、朝にタイマーでスイッチが入り、放課後に切れるらしい。暖房もできるので、ストーブは使われなくなるらしい。教室にあるのは入切だけにしか使えないスイッチ。温度調整のスイッチはあるが、使うと故障の原因になるらしい。

これまで冬は放課後もストーブは使えたのだが、これからは使えなくなる?わからないことだらけ。

予想されるのは、実習で長時間教室を空けるときでも、戻ってきたときのためにスイッチは切られないだろうということ。急冷ができないので、切ってしまうと温度が下がるのに時間がかかるであろうことが予想される。体育の後など悲惨な事態が予想される。だから、切ろうとしないだろう。

もしも放課後に使えないとなると、無人の教室を冷やすのに使い、有人の教室を冷やさないという事態が発生する。

2006年6月 7日(水)

今年度加盟校

今年度の加盟校と昨年度の加盟校とを比べていただくとわかることですが、再加盟校が結構あります。全体の加盟校は減っているので、昨年度の加盟校で今年度加盟しなかった学校が多いということになります。
校名については、府立の統廃合や再編により変わっている学校がありますが。

加盟申し込みが私のところに送られるということで、いろいろな事情が伝わってきました。これは大阪だけのことではないと思いますが、部員が減ったり、いなくなったりで加盟を見送ったり、増えて再加盟してきたり。その判断に迷って申し込みが遅れたり、とりあえず加盟申込書だけ送ったり。

そのため、現時点で掲載している加盟校は申込書が確認できている学校です。加盟費は遅れるという連絡があったりで、まだ確認のとれていない学校が数校あります。

2006年6月 8日(木)

発声練習

今年度顧問をしている放送部が練習を見てほしいと言ってきたので、見に行った。
自分たちなりに考えた練習をしているようではあったが、気付いた点をアドバイスした。
日本語の音韻構造の話もした。

2006年6月 9日(金)

全国大会申し込み

往復はがきを入手し、必要事項を書いた。
送り先は学校なので、今投函しても届くのは12日(月)ではないかと思う。

2006年6月10日(土)

土曜日?

次の金曜日に合唱コンクールがあるので、今日は恐らくほぼすべてのクラスが練習をしていた。恐らく明日も。
だから、生徒も先生もかなりの人数がいた。特に午後は進路説明会があったので、なおさらだったろう。
さながら、平日の放課後のような様子だった。

2006年6月11日(日)

教員に時間外手当?

文部科学省が教員に時間外手当を導入することを検討するらしい。
意外と知られていないが、教員には時間外手当が存在しない。

昨日と今日とは合唱コンクールの練習のためにほとんどのクラスが練習しており、担任が付き添っている。これは休日出勤となる。時間外手当が導入されれば当然対象となってくる。現在時間外手当の代わりに調整手当てというのが出ているが、これは文化祭や体育祭といった行事を対象として包括的に支給されているもの。
部活動の付き添いならば日額1500円(今はもうちょっとだけ多かった気がする)が出る。時間給ではないので念のため。しかし、クラスは対象外。
だから、時間外手当が導入されれば相当に増えるだろう。ひょっとすると、支出を抑えるために、禁止される?

そういえば、今年は休憩時間と休息時間の登録をまだしていない。昨年は個別に登録した覚えがあるが、その通りに取れたのはまれだった。労働基準法に定めがあるからと始められたはずなのだが、取れるはずのないものを登録する無意味さがわかったのでやめたのだろうか。

2006年6月12日(月)

エアコン始動

エアコンの設置工事が終わり、学校側に引き渡され、使用ができるようになった。
正式には16日からだが、それ以前でも暑い日は使える。
授業時間帯の使用が原則で、タイマーで大元の電源の入切が行われる。
問題は冬。これまでは放課後の部活動でもストーブが使えたが、このエアコンは暖房にも使うので、ストーブが教室に置かれない。
光熱費の出所が異なるので、事は単純ではない。エアコンは設置から維持まですべてが生徒から徴収した費用によってまかなわれる。だから、メーターまでもが他の機器と別になっている。

2006年6月13日(火)

郷に入っては郷に従え

エレベーターでとんでもない事故が起きてからの製造元を見ていると、西洋の論理に従って動いているように見える。
訴訟社会では謝罪は自己に非を認めることになるので、簡単には謝罪しない。日本では謝罪は必ずしも自己に非を認めることにはならない。
当該の会社の発言を聞いていると、自分たちに責任がないということしか言っていない。これは日本社会の神経を逆なでするばかり。
既に設置したエレベーターを他社のものに換える動きが出ているが、新規に採用するところは激減するだろう。日本からの撤退すらありうる。

逆に、ヨーロッパを旅行中に事故にあった場合、決してすぐには謝らぬように注意しなければならない。最悪の場合、裁判で負けて収監などということになったりする。

2006年6月14日(水)

合唱コンクール目前

いよいよ明後日が合唱コンクール。
3年生はさすがという状態になっているようだ。クラス替えがないので、3年間同じクラス。気心が知れているので、早くから仕上がる。
朝から放課後まで練習している。課題も抱えながらなので、なかなか大変。私のクラスは前日、つまり明日締め切りの課題を抱えている。

2006年6月16日(金)

合唱コンクール

今日が合唱コンクール本番。
3年生はどのクラスもよく頑張っていたように思う。
各クラスから1名ずつ審査員を出して審査する。生徒が審査するので自ずと限界はあるが、大体の傾向としてはよく見ていると思う。ただ、細部では疑問に思う点がないわけではない。この辺りが生徒によって審査する場合の問題点か。

2006年6月18日(日)

ワールドカップ

今クロアチア戦をやっている。
負けてはならないオーストラリア戦で逆転負けをしてしまったので、勝たねばならない。
オーストラリア戦で1点先取したままの状態が長く続いたときに嫌な予感がしたのだが、後半の最後に同点に追いつかれたばかりか一気に3点入れられ、2点差ということになってしまった。

勝つことに執着してほしい。

2006年6月19日(月)

新人公演

最近ある演劇部の新人公演を見た。
通常はここに観劇しての感想などをすぐに書くのだが、ためらったのは、余りにもひどかったから。
いかに新入部員といえども、公演するからにはある程度のレベルにしてもらいたい。

かなり以前、ある専門学校の公演を見たことがある。小学校の学芸会のようなものなので、学生すべてに役を与えるため、かなり脚本に無理があり、ひどいものだった。観客も家族がほとんどのようだった。

あのレベルなら、呼ぶのは家族だけにしておいてもらいたい。特にあの脚本は、作者である顧問の前任校での上演を含めると5回見たことがある。つまり、ほとんど筋は記憶しているし、それらの上演と比較してしまう。その中には新人公演も含まれている。過去のものは断じてあそこまでひどくはなかった。

公演を行った後に来てくれた級友や先生にお礼を言う演劇部も多いと思うが、下校時刻を過ぎて下校指導をしているところへ駆け寄ってきて言うということが失礼とは思わない演劇部がある。

2006年6月20日(火)

不等式

中学校で不等式を教えなくなっている。不等号は教えているらしい。
だから、不等式の性質などを高校で教えることとなっている。

教科書の内容、つまり、文部科学省の考え方にどうにも納得できない。
a>b を a-b>0 で定義するのが理論展開上はもっともスムーズなのだが、これを採用していない。
だから、a>b,c>0 ⇒ ac>bc を回りくどい示し方をさせる。

しかし、a-b>0 で定義すれば、これは a-b>0,c>0 ⇒ (a-b)c>0 を示せばよくなり、正の数同士の積が正になることは当然中学校で学んでいるから、ほとんど自明となる。

2006年6月21日(水)

複素平面

今数学IIで複素数を扱っている。しかし、複素平面は扱わない。

実数を表すのに数直線を用いるように、複素数を表すのには複素平面を用いる。数直線が実数を視覚化するように、複素平面も複素数を視覚化する。

「ゆとり」のためとか言って、学校で教える内容をかなり削ってきている。そのやり方を見ていると少なくとも数学では体系を無視しているとしか思えない。

複素数の計算だけを扱って、現代数学に触れさせたつもりになっているのだろうか。複素平面を取り扱ってこそ複素数が理解できる。肝心のものを削ってしまうなら、複素数を丸ごと削ったほうがましだと思う。

2006年6月22日(木)

学習指導要領

等式の証明を扱っている中で出てきた a3+b3+c3-3abc=(a+b+c)(a2+b2+c2-ab -bc-ca) という式は高校時代に因数分解の公式として覚えた。
因数分解だけでも随分と公式を覚えた。自分が習ったことで今は教えないことが随分ある。普通高校ではないので、普通高校より少ないのは当然だが、学習指導要領から消えている。
「ゆとり」?そんなのがどこにある?夏休みにまで授業をさせて。

数学以外でも、理科は物理、化学、生物、地学と4科目学んだ。社会も世界史、日本史、地理、倫理、政治経済と5科目学んだ。今はそんなに教えない。あの時間はどこに消えた?土曜日の分がなくなったのはわかっているが、まだ土曜日に授業をしていた頃から科目数が少なくなっていた。

2006年6月24日(土)

現代数学

私が習ったことで今は教えないことがあるということを最近述べたが、逆に高校時代には習わなかったが、今の学習指導要領にあるものもある。
例えば、「行列」。ただ、基本的に2行2列まで。こんな中途半端なことはやめてほしいと思う。私には現任校にいる限り、教える機会がなくなったが、ちょっと触れてみる、程度。せめて3行3列までは扱いたい。

いつの改訂のときだったか、現代数学に触れさせるということで取り込まれた中の一つ。中途半端に触れさせる意味がよくわからない。やはり、体系立てて考えられていない。
国民に最低限何を教えるかを決め、それを体系立てることが必要だと思うのだが。

文部科学省に信念がないから学校現場や教科書会社が戸惑っている。来年採用の教科書に「発展的内容」が大きく載せられている。学習指導要領は本来、これ以外教えるな、であったはずが、最低限の内容にいつの間にか変えられた。これは内容を削ったところ、猛反発を食らったため。信念があれば、堂々と反論すればよい。信念がないからふらつく。こんな情けないのを頂点にいただいているのが情けない。

2006年6月25日(日)

韓国時代劇

観ていた韓国のドラマが終わった。
反乱が起き、国王が交代させられた。そして、主人公が斬首されるであろうというところで終わった。
日本だと武士なら切腹、武士以外は磔というのが一般的なところなのだろうが、斬首のシーンでは首切り役人が罪人の前で踊っていた。あの剣がいつ首を斬るかは決まっているのだろうか。

当時国王の即位は明の承認を得ていた。これをもって、朝鮮が明の属国だったという主張もあるが、日本も朝貢をしていた。日本は属国とは思っていなかったろうが、中国側は属国と思っていたであろうことは疑いない。中華圏は中国を頂点としたそういう関係のあった国でなりたっていた。

2006年6月26日(月)

五行説

今NHKの総合テレビでチャングムを放送しているが、最近その関連番組を見た。
その中で漢方医学について話をしていた。「韓方」と言っていたが。元は中国で日本にも伝わっている。韓国でも一般的に今も行われている。今は韓国では公文書からは漢字を排除しているので、発音の同じ「韓方」という解釈が広がっている。韓国でも日本でも独自の発達も遂げているので、本家中国と細部で異なってきている。

さて、その中でいろいろなものを5つに分類しているという話があった。これは五行説だ。古代中国で考えられていた世界観で、方角なども含めていろいろなものを5つに分けている。
方角では東南西北に中央を加えている。
季節では春夏秋冬に土用を加えている。
そして、高松塚古墳でも有名な竜、鳳凰、虎、亀がそれぞれの方角の神であり、中央は人間。
更にそれぞれに色が関連付けられている。青朱白黒(玄)、そして黄。
お気づきだろうか。青龍、朱雀、白虎、玄武。青春、朱夏、白秋、玄冬。
そして、木火土金水。当時知られていた5つの惑星にこの名前がつけられている。この5つを兄(え)と弟(と)に分けたのが十干。

2006年6月28日(水)

夏休みの授業

夏休みに授業をするというのが全国的な流れになっているのだろうか。
私の知る限り、2つのやり方が存在している。

どこも同じはずだが、夏休みなどの長期休業については教育委員会が規則を定めている。

大阪では夏休みについては変更を加えず、長期休業中に授業を行うことができるように規則を変えた。
しかし、通常は土曜日や日曜日といった休業日を課業日にすれば代休という問題が発生する。しかし、夏休みの授業については代休は取らない。法体系として一貫性がない。

それに対し、和歌山では学校が長期休業を変えられるように規則を変えた。こちらなら夏休みに授業をするわけではなく、夏休みが短くなるだけなので、当然代休というものはありえない。法体系としては一貫している。

夏休みに授業をして何が「ゆとり」かという議論は置いて、あなたならどちらのやり方を支持しますか?

2006年6月29日(木)

拉致家族再会

拉致家族が再会した。その場で行われた挨拶は、目下が目上に行う、作法にのっとった挨拶。
先日終わった韓国のドラマでも臣下が王に対して行ったりしていた。あるときは、王が長年連れ添った王妃を亡くし、娘のような王妃を迎えたときに、側室たちが4度もさせられるのを腹立たしく思うシーンがあった。
冬のソナタで理事が次長に対して、「先輩」と呼び、敬語を使っており、次長の方が名前で呼んで、敬語を使っていなかった。日本語の吹き替えではそうはなっていなかったが。だから、身分上は目上でも小娘に1度ならともかく、4度もするのはプライドが許さなかったものと思われる。

さて、今日の会見を聞いていて気付いたこと、日本語の字幕ではいずれも「北朝鮮」となっていたが、息子は漢字で書くと「北朝」または「北」と呼び、元工作員は「北韓」と呼んでいた。後者は韓国の人たちが使う言い方。立場により呼び方が異なる。

2006年6月30日(金)

韓国の挨拶

拉致家族の再会での挨拶に少し違和感を覚えはしたが、詳しいわけではないので、昨日「作法にのっとった」と書いた。どうやらきちんとした挨拶ではなかったらしい。ドラマでの挨拶を確認すると、もっと丁寧な感じで行われている。今放送中のチャングムでも登場するのでご覧になっている方も多いだろう。

ただ、儒教にのっとった挨拶なので、北側でどれだけ行われているかは不明。世襲という、社会主義に無縁のことを平気でやっている国だから、上下関係維持のために行っているかもしれない。「将軍」には最上級の敬語を使っているし。

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